2018年7月30日に読売演劇賞の上半期ベスト5が発表されました。毎年、このブログでも紹介しています
過去の授賞歴も合わせて紹介します
目次
読売演劇賞とは
読売演劇大賞は、毎年1月に大賞及び優秀賞が発表されます
たくさんある演劇賞の中で、中間発表があるのは珍しく夏になるとちょっと楽しみにしている賞です
審査員は、演劇評論家の方ばかりでなく、作家さん(赤川次郎さん)やフリーアナウンサー(中井美穂さん)といった方も含まれており逆に、劇作家さんや演出家さんという作り手の方がふくまれていないのは、他の演劇賞と少し違うなと感じています
いつもは、見逃している舞台ばかりがエントリーされているのですが、今回は一作だけですが僕が見た作品も入っていました!!
以下の読売新聞社のページを元に記事を書きました
なお、リンク先は演劇感想文リンクです
作品賞
いずれも、劇評もたくさん上がっていますし演劇感想文リンクでもアクセスが多数あった公演ばかりです
そして、オフィス・コットーネの「夜、ナク、鳥」は僕も見に行きました!
白熱する女優陣の演技に感動した舞台ですが、ランクインしました。こういう作品こそがエントリーされるということがわかりました
男優賞
岡本健一さん(岸 リトラル/ヘンリー五世)
ザ・空気 ver.2 誰も書いてはならぬ
シャンハイムーン/父と暮せば
ヘンリー五世
シラノ・ド・ベルジュラック
ザ・空気の松尾さんの演技は、一部に「反則」という声が聞こえた程のものまねを含めた熱演が話題でした
山崎一さんが父親役を演じた井上ひさしさんの名作「父の暮せば」も、見たかった舞台でした(父と暮せばは、僕も一度見たことのある作品です)
女優賞
アンチゴーヌ
百年の秘密
1789 バスティーユの恋人たち
砂塵のニケ
砂塵のニケ
蒼井優さんは、テレビや映画でも大活躍で、僕も昨年公開された「東京喰種」をまさにWOWOWで放送されたのを見たばかりですが、演技の幅が広い女優さんだなとつくづく思います
一度は、舞台でも見てみたい女優さんの一人です
また、今回青年座の女優さん二人が同時ランクインをしているのもちょっとめずらしいかもしれません
お二人が出演されていた舞台は以下になります
演出家賞
夢の裂け目
百年の秘密
夜、ナク、鳥
ザ・空気 ver.2 誰も書いてはならぬ
731/ブロウクン・コンソート
上記のように「夜、ナク、鳥」で瀬戸山美咲さんの演出はみましたが、他の方もいずれも実績の多い方ばかりです
スタッフ賞
・伊藤雅子(アンチゴーヌ/砂塵のニケの美術)
・上田大樹(プルートゥ PLUTOの映像・装置/百年の秘密の映像)
・大田創(ザ・空気 ver.2 誰も書いてはならぬの美術)
・沢田祐二(岸 リトラル/そして僕は途方に暮れるの照明)
・島次郎(ヘンリー五世の美術)
読売演劇大賞は、スタッフの方も演者や演出家などと同様に授賞されます
ちなみに、2016年度(第24回)の大賞は、スタッフ部門から美術の堀尾幸男さんさんが受賞されました
過去の読売演劇大賞は?
このブログでは、上記の24回だけでなく、23回(2015年)、25回(2017年)の読売演劇大賞についても記事にしています
22回以下は記事にしていませんが、以下の方が大賞を受賞されています(過去10年)
22回(2014年)
伊賀越道中双六(国立劇場)
21回(2013年)
20回(2012年)
19回(2011年)
18回(2010年)
17回(2009年)
16回(2008年)
以上 第26回の読売演劇大賞の上半期ベスト5発表に関する記事でした
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