元々色々予想しておりましたが、すべて裏切られた(というか外した)キャスティング発表でした。しかも、当初予定になかった「極」バージョンの公演まで発表。性懲りもなく「極」キャストの妄想もしてみませす(もう、予想とか言わない)!
注)元々この記事は、以下の記事の一部だった記事ですが、元記事がキャスト比較表として独立した意味をもち紛らわしくなったので、別記事にしました。
目次
まさかの2チーム制。更に「極」の発表。チケット代が...
いや、全部見なきゃいい話(というかチケット取れるかわからないし)ですが、ここで2チーム制の発表になるとは思いませんでした。チケットの争奪戦更にあがりそうです。本気で見るなら、両方見ようと思いますし、劇場での上演回数が増えるわけではないので、争奪率が倍増するのは目に見えています。ちょっと泣きそう…チケット転売屋さんが喜びそうな発表だなと思いました(いじけて、言葉が悪くなっています。ごめんなさいm(_ _)m)
泣き言をいってもしょうがないですが、定価で買ったとしても後「風」「月」の2作品で24000円と思っていた所が、「風」「上弦の月」「下弦の月」「極」で48000円のチケット代が残り全部バージョンを見るためには必要なわけで、目算が狂いました。
月ドクロは、簡単に諦められない魅力的なキャスト
キャストについての正式発表は、以下のブログ記事に依ります。
捨之介は、史上最年少キャスト。天魔王にまさかの早乙女太一さん
私は、兄弟出演による捨之介/天魔王の顔が似ている設定をクリアする方法を考えていました。その時に、最初に考えたのは実は、早乙女太一さん/友樹さん兄弟の共演でしたが、「鳥」出演中ということを考えて、別案として中村勘九郎、七之助兄弟共演案を考えました。結果は、まさかの早乙女太一さん再登板で、天魔王というキャスティングでした。(鳥キャストとのダブリがありだとは、思いませんでした)
福士蒼汰さん(24歳)は、なんと髑髏城の七人の初演(1990年)より後の1993年生まれ。確かに最年少キャストです。(信長影武者という設定と年齢のギャップを今回はどうやって埋めてくるかが楽しみです)。
そして、ダブルチームのもう一つの主役は、宮野真守さん。僕はピンときませんでしたが、声優としては有名な方で、僕も見たアニメ版DEATH NOTEで、夜神月をやった役者さんのようです。舞台では、東宝の「王家の紋章」に出演されているようです。
極楽太夫には、まさかの過去のキャスティングの再登板
確かに、予測の中で高田聖子さんのキャスティングは想定していました。しかし、まさか97’版と同じ極楽太夫を20年ぶりに再配役されるとは思いませんでした。色気が大事なこのキャスト。20年前とは違う色気を身に着けた一味違う極楽太夫に期待したいと思います。そして、対する下弦の月版にはなんと27年前の初演時にこのキャストを務めた羽野晶紀さんが返り咲きます。
羽野晶紀さんは、演劇感想文リンクで確認した限り、2008年の東宝の「王様とおばさん」いらいの出演です。高田聖子さん以上にブランクを越えての極楽太夫役、想像できない部分もあるのですが、今回のキャスティングでの目玉キャストです。
予測は、石原さとみさんでしたが、ここは完全に外しました。サブマリンもいいのですが、新感線舞台での勇姿もまた見たいです!
狸穴二郎衛門も、既に経験済みのキャストが再登板
2011年ワカドクロで、同役をやった千葉哲也さんが、下弦の月で再登板。そして、学生劇団だった時代の劇団☆新感線のメンバーだった渡辺いっけいさんも同役で満を持して登板です。(初登板ということはありません。2000年の阿修羅城の瞳、2003年のアテルイに出演されています。僕は、2000年の阿修羅城の瞳を見ました)
残念ながら、内野さんキャスティングはありませんでしたorz極キャストを妄想
そもそも、元々予定になかった極版を何故上演することになったかというところから、想像を膨らませたいと思います。
考えられれるのは、制作陣が欲に目がくらんでじゃなく、どうしても、このタイミングでキャスティングしたかったが、残念ながらこの1年間の公演期間中にキャスティングできなかったメンバーが居たのではないかと考えました
更に、7年後のキャスティングでは流石に遅すぎる
そして、極の名に恥じない、過去の集大成的なキャスティングにする
そんな想像を元に一気にキャスティングを妄想してみます(敬称略)
役名 | 配役予想 | コメント |
捨之介 | 市川染五郎 | 天魔と合わせて、2004年アオ/アカの融合 |
天魔王 | 古田新太 | ↑ |
贋鉄斉 | 筧利夫 | 新感線オリジナル・メンバーの一人。無限の対応力に期待 |
極楽太夫 | 天海祐希 | 妖艶/強さの両方を出せる常連 |
要は、月キャストとは真逆の「大人の」髑髏城を妄想してみました。自信はありません!
実は、僕のフォローしているツイッターでは根強く「天海祐希さん=捨之介」説がながれています。(ちょっと最近下火ですが)
が、月で、沙霧⇒蘭丸になるのは、もしかしたら極で、捨之介が女性に変わる布石かもしれません。というわけで、捨之介=天海祐希さん版も妄想してみます。(既にヤケ)
役名 |
配役 |
予想コメント |
捨之介 | 天海祐希さん | まずは、これを仮定 |
天魔王 | 平岳大さん | 身長的に釣り合い、最近かっこよさが目立ちます。 迫力がありそうです。 |
贋鉄斉 |
水野美紀さん |
アカドクロで蘭兵衛を演じた水野さんですが、 |
極楽太夫 | 森奈みはるさん | 新感線出演経験も去ることながら、(「風」では劇中歌を歌っています) 実は、宝塚でも天海祐希さんとほぼ同期ということで、再共演を予想。 |
まったく、自身はありません!!が、これだったら相当みたいです。
いのうえひでのりさんは、髑髏城の七人の総決算をしようとしているのか
上記の一覧を作ってつくづく思いましたが、90年版、97年版、2004年版(アカ)、2004年版(アオ)、2011年版(ワカ)とこれまでに5バージョンをやってきたこの髑髏城の七人。今年から来年にかけてで、「花」「鳥」「風」「月(上弦)」「月(下弦)」「極」の6バージョンを一気に上演しようとしています。この1年で、過去27年に蓄積されたキャストパターンを超えてしまおうとしています。
やれることを全部やってしまおうと考えているような気がします。
7年後の上演は、とても考えられないような形態を想像しているのかもしれません(外国人キャストで世界ツアーとか)
なんとか、今年から来年の髑髏城の七人の嵐。受けて立ちたいと思います(チケット争奪戦との戦いがつらい…)
コメントを残す