青森旅行といえば、夏に言ってねぶた祭りを見るというのが定番ですが、私は仕事の都合もありその目論見は見事果たせませんでした
(思えば、昨年は郡上八幡に秋に行って、郡上おどりの雰囲気だけ感じて帰ってきました)
その青森で季節外れにねぶた祭りを実感できた施設やイベントについてまとめたいと思います
目次
ねぶた祭りとは
ねぶた祭りの起源は奈良時代に中国から伝わった「七夕祭」および古来の津軽の習俗と精霊送り、人形、虫送り等の行事が一体化したものと推測されています。七夕祭における灯籠流しが基となり、夏の眠気を追い払う「眠り流し」が「ねぶた」の名前の由来です(諸説あるようです)
青森県に実際に行くまでは、ねぶた祭りというのは、青森市とか主要都市にのみあるおまつりだと思っていました。イメージ的には、福岡にある疑問山笠や東京の下町の三社祭り的なイメージでした
しかし、実際にねぶたについて、後述のワ・ラッセに行って知ったのはそんな生易しいものではないという事実でした
青森県下では、40以上のねぶた祭り(立佞武多含む)があり、各地でそれぞれの特色があるねぶた祭りが開催されています
中でも、有名なのは以下の3つのようです
- 青森ねぶた
- 弘前ねぶた
- 五所川原立佞武多
こんな基礎知識さえない私が、季節外れの青森でねぶた祭りを体感できたのは、以下の2つの施設/イベントのおかげでした
ワ・ラッセで、年中無休でねぶたの山車が見れる!
まず最初に紹介したいのは、青森市の青森駅のすぐ近くにある「ねぶたの家 ワ・ラッセ」です
ねぶたの歴史や青森県の各地のねぶた祭りの情報といったものをパネルで読み解きながら館内に入ります
しかし圧倒されるのは、ねぶたの展示です。
その年の最優秀作品などが所狭しと陳列されています
説明によると様々な物語がモチーフになっており、東北を舞台にしたものとは限らないようです
こちらは、足柄山の公時(金時=金太郎)をモチーフにしたもの。勇壮さはビンビン感じます。
達谷窟の伝説というのは、初めて聞きましたが悪路王という鬼を東北のエミシ征伐のためにきた坂上田村麻呂が討伐する話の様子
東北では、悪路王=アテルイで、アテルイの人気があると思っていたので、このねぶたの意匠は僕にとってはかなり意外でした。
ねぶたの歴史も見れる
昔は、竹や紙で作っていたというねぶたの歴史も展示してあり、そちらも興味深いです
また、歴史的なものだけではなく、顔や足だけのパーツの展示もあります
これらは触ってみることもできるので、質感なども感じ取ることができました
青森屋でも…
先日のブログにも書きましたが、星野リゾート青森屋に泊まりました。そちらの滞在記は以下
実はこの記事にあえて載せなかった、滞在時の忘れられない記憶が、青森のお祭りを季節を問わず体感できるショーでした。
その名も「みちのく祭りや 」
夜21時開演ということで、会場に入ると結構広いですが何もないステージ前に案内されます
公演中は写真撮影不可でしたが、演出もすごくしっかりされていて徐々に盛り上がっていく祭りの紹介の様は一見に値します
普通に、青森屋で働いている方が、この時間帯演者となって紹介してくれている模様。真ん中の作務衣姿の方はメインMCでしたが、私の記憶がたしかならば、チェックインのときにフロントでいきなり青森の訛で僕に話しかけてこられて一瞬場を凍らせた🤣方です
最初にも書いたようにねぶたは地域によってすこしづつ行われます。以下は扇型なので、おそらく弘前のねぶたです(現地で確認できませんでした)
はねとも舞う
こちらのイベントは会場参加型のイベントで、はねと」の足さばきなども教えてくれます
最後は、花笠を被ったはねとが大量発生して会場中が盛り上がりました。
もちろん、ちびっこや作務衣姿のおじさんはねとたちは、観客です😂
事前予約が必要ですので、青森屋に宿泊される予定の方は、ぜひ早めに予約をすることをおすすめします。
やはり本物を体感したい
ワ・ラッセやみちのく祭りやで、疑似体験をしたとはいえ、多分序の口。いつか夏祭りの季節に青森をまた訪れたいなと思いました
体力的に、はねとになれる気はしませんが😭
以上 季節外れに青森に行って、ねぶた祭を(ちょっぴりだけ)体感した記録でした!
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