[劇評]星屑の会「損友」@パンプルムス

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水谷さんだし外すことはないのだが、ちょっといつもとは違った印象。劇場の狭さもあってか、普通は気になることがないような照明や座席配置が気になった。

劇団 星屑の会
題名 損友
公演期間 2004/04/16~2004/04/25
作/演出 水谷龍二
出演 三田村周三、でんでん、菅原大吉
劇場 パンプルムス(新宿)
観劇日 2004年4月17日(マチネ)

【ストーリー】

新宿と思しき町の漢方の薬局でたむろする三人。若いやつを見ると「ヤキ」を入れないと気がすまない二人とその二人をけしかける気の弱い男。お互いにお互いを嫌って言うようで、好きで…

【感想】

ストーリーはいつもどおり、うまい!の一言

ただ、まだ、完成途上の印象がそこ個々に残る。いまいち乗りきれていないというか

どうもテンポが良くなくて、またいつものような笑いがあまり起きない。(話が少し暗いせいもあるが)

三田村さんが、すごく気の荒い男をやっているのは、ちょっとびっくりしたが、これはこれでピンと来るし、もっと見たいなぁと感じた。

しかし、全体が暗すぎて、いまいち見終わった後のすがすがしさがないのがどうにも気になる。

あと、直接に役者さんたちに関係があることではないが、座席の段差がなさすぎて、座った演技がほとんど見えないのは結構つらかった。座席を互い違いに置くとか、もう少し間を空けて配置するとかすることはできないのだろうか(今更無理なような気がするが)

照明は、相当に不満が残った(普通照明が気になることはほとんどないのだが)

演技している役者の顔がライトから見切れるってどういうこと!?とてもプロの仕事とは思えないのだが?

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