完全に周回遅れになってしまいましたが、福家警部補の挨拶の第9回(3/11放送分)を今頃見ました。
今までの回と違って完全密室劇。登場者ほぼ4名で、お互いがお互いを信用していないという状況下での推理合戦。見応えのある回でした。(最後の決め手が、犯人の服から剥ぎ取られたボタンという所は予想通りでしたが、ああいう結果になるとは思いませんでした)
それだけに、役者さんにも力が入っていて室井滋さんやきたろうさんという実力派が、迫真の演技。今回のゲスト(犯人役)の林遺都さんもその3人に負けない迫力がありました。
ドラマのサブストーリー的な窃盗犯役の小久保寿人さんは、蜷川幸雄さんの舞台によく出演している方ですね。いい味でていました。
ドラマの終盤になって
で、終わった後、ぼーっとエンディングロールを見ていたら、最初のほうで殺された森本医師役のお名前に見覚えが……
長谷川公彦!?
いや、まさか、あの唐組の?
いや、落ち付け、ま、よくある名前だし(確か島田紳助の本名もそうだったし)と思いながらネット検索。
間違いありませんでした。僕が26年前だかに初めて見た唐組の主役をはっていたあの「長谷川公彦」さんでした。
当時もかっこよこったですが、今もかっこいいです。(再度、登場シーンを見なおした)でも、まったく気づいておりませんでした。
ウィキペディアを見ると、NHKの大河をはじめ、2006年くらいからご活躍の様子。すみません…全然知りませんでした。
突然、演劇界から姿を消していらしてすっかりこちらの世界にはかえって見えられないとおもっておりましたが、俳優業を復活されていたのですね。(演劇感想文リンクには、最近の舞台がまったくのっていないので、復帰後は舞台よりも映像の出演を中心にされているのでしょうね)
私、最初に見た唐組の舞台が印象的で今まで芝居見続けたようなもんでしたが、その舞台で見た人がこうして活躍しているのを見るとすごくうれしい気分になりました。
数年前13年前に、三谷さんの舞台(バッドニュース☆グッドタイミング)で再会した(こっちが一方的にですが)伊藤正之さんにもびっくりしましたが(まさか、唐組テントの後で見るのがPARCO劇場とは思わなかった)、今回はそれ以上の驚きでした。
ドラマに出てくる俳優さんのチェック、面白くなってきました。
僕が長谷川公彦さんを初めてみた舞台→唐組「電子城」、「セルロイドの乳首」、「電子城Ⅱ」(僕の感想はありません。福岡の学生だった僕は、電子城、セルロイドの乳首は、福岡公演をみて、就職で上京して電子城Ⅱをみました。)
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