演劇感想文リンクを僕が管理するようになって14年たちました。元のオーナーから受け継ぎ僕がオープンしたのが2003年11月3日でした。 ちょっと感慨深いものもあるし、そろそろまとめておかないと色々なものをなくしたり、忘れたりしてしまいそうなので、一旦このへんで演劇感想文リンクの歴史をまとめてしまおうと思います。
目次
前史(2002年以前)
もともと「時かけ」さんこと、高田忍さんのホームページ「Time Travel Labyrince」の1コーナーとして始まったページです。1996年12月4日にオープンしたそうです。私が知ったのは、1998年とかその辺だったと思います
WebArchiveサイトで検索して、もっとも古そうな演劇感想文リンクのサイトページをキャプチャしました。1998年12月の「演劇感想文リンク」コーナーのトップページです
めちゃくちゃシンプルです。この各年の月のリンクをクリックすると、その月に上演された公演の一覧が出てきて、その各々の公演別の劇評が読めるという作りです
このサイトに、僕自身が演劇の感想を書くようになった1997年以降のホームページのリンクをお願いしたのが、確か2001年くらいです
ちなみに、左のように劇団別の公演一覧にリンクがあるという構成で、リンクページも公演のタイトルと劇評を書いている方の名前でリンクがされているだけの作りです
野田マップのページですが、僕の名前(赤枠で囲っているところ)をクリックすると僕の劇評ページに翔ぶという構成です
黎明期(2003年以前)
上記のサイトを高田さんがメンテナンスされていたのですが、更新が滞りがちになり、ついにホームページのトップで、引き継ぎをする人を募集というメッセージが掲載されるにいたりました
当時は、自分のHPに劇評だけをちょこちょこ載せていた僕でしたが、この「演劇感想文リンク」というサイトは好きでなくなってほしくなかったこともあり、悩んだ末に引き継ぐことを申し出ました
確か、夏くらいに全ページのデータを引き継いでくださり、「後は、好きにしてください」という心強い言葉を元に新サイトで立ち上げました
とはいえ、滞っていたリンクのメンテを可能な限りしただけで、僕のホームページ(このブログの前身だったSayCorner!というサイト)の1コーナーとして作成しました。デザインもほぼそのままの引っ越しでした
仕事をしながらの更新ということで、どうしても週末でしか更新作業やメンテナンスはできず、公開日が11/3になったのは、単純に会社の休みで週末でないその日に公開するのがちょうどよかったからでした
公開直後のホームページのトップページは残っていませんが、5年位前でも、SayCorner!の方には、その1コーナーとして「演劇感想文リンク」がリンクとして載っています
始動期(2003年11月〜2007年)
いったんは、コーナーとして始めたものの、アクセス数も多く、手間暇をかけて育てていきたいコンテンツだと感じました
自分なりの便利や期待を形にしようとした時に、リンク先のページも増やしていきたいと考えました
この頃に、様々な方にリンクをお願いしました。かわひさん、sunchildさん、くろせさん、JOYさん等元々FSTAGEで顔見知りだった方に相前後してリンクをお願いしたのもこの時期でした
驚異的な観劇量を誇る驚異の中学生「藤田一樹」さんや、いっちゃんさんなど既にリンク先さえなくなりましたが、観劇量がとても多い方にリンクをお願いもしました
Blogという言葉はまだメジャーではなく、ニフティのココログやはてなダイアリー等、ブログっぽいサービスがこの時期から認知され始め、少しづつ劇評がネットで認知されてきた時期ではありました
拡大期(2007年〜2012年)
2007年に、今の「engeki.kansolink.com」というドメインを取得しました。「kansolink.com」というドメインにして、演劇=「engeki」をサブドメインにしたのは、色々なものの「感想文リンク」を作りたいという野望があったからでした(「ミュージカル感想文リンク」とか作ったのですが、頓挫しております…)
また、この時期にサイトのコンテンツを拡大しました。「劇団」別ページだけだったものを出演者/演出家、題名で並べ替えたページ、劇場別等を作りました
ただ、色使いやデザインは、時かけさんのデザインを踏襲しています(デザインするセンスがなかった…)
デザイン変更期(2013年〜2017年)
ちょうどWindows8が発売されそうということで、時代にあわせてデザインを変えました。Windows8っぽい「メトロデザイン」というのを試したのが以下のページです
相変わらずデザインセンスはありませんが、マウスオーバーで、詳細画面が開くなど色々工夫をしました
2010年2%だったモバイルからのアクセスが、2014年には、半分近くがモバイルからのアクセスにかわり、デスクトップアクセスが減りました
上記のサイトは、デスクトップのアクセスしか考えずにデザインしていたため、早急にモバイルアクセスへの変更が必要になりました….時代が読めていませんでしたorz
レスポンシブデザインというモバイルアクセスへ対応可能なページの作り方を勉強して、慌てて、トップページをレスポンシブ化しました
モバイルの画面幅になった場合も、きちんと見れるように修正しました。この後、個々の画面を順次レスポンシブデザインにして、スマホ等からのアクセスに対応できるように修正していきました
最終的には、このブログを運用しているWORDPRESSに演劇感想文リンクも載せる事で、モバイルへの対応は完了しました。(自力ではとてもデザイン作りきれないと考え、世の中の時流にのりました(笑)
その辺は以下の記事にまとめています。
劇評の書き手の変化
今わかる一番古い時期(1998年)の演劇感想文リンクからリンクしている劇評を書く方は以下の方々でした。
- Ko-Yuki’s Room(小雪)
- みきこのホームページ(みきこ)
- Weeklyタランコ(工藤修司)
- PLANET PISTACCIO UNofficial Page(T.HIRATA)
- ☆Mitoko Station☆(みよこ)
- 電脳見聞録(大原薫)
- うりまるの感激!だいありぃ(真酔屋瓜丸)
- Ken-go?`s Homepage(けんご)
- POKO’S HOMEPAGE(すずきとしお)
- kokkokkoのCINEMA&THEATER;(kokkokko)
- ようこそ、すどうじゅんのホームページへ!(すどうじゅん)
- 仁川演劇研究所(鈴木邦彦)
- だいちの「日々のたのしみ」(だいち)
- STANZA di ORSETTA(こぐま)
- ぴのやま総合研究所(福井麻矢)
- 中田満之のText Theater(中田満之)
- いわしらばーず(いわし)
- 演劇◎定点カメラ(まねきねこ)
- THEATER/WataWata(わたなべ)
- 観劇印象レビュー(時かけ)
上記のうち、リンク先があるものだけが今も劇評が読めます。(リンク先は最新化しています)
まねきねこさんと大原薫さんは、今も定期的に劇評をあげていただいています。すごいです….
逆に言うとこの19年の間にほぼリンク先は入れ替わっています。(今は、更新は続いていなくてもリンクさせていただいているページは40以上あります)
今年も、「りょうこさん」「葉流さん」「山下治城さん」「kikiさん」「クッキーママさん」に新たに参加していただきました
今も絶賛参加したい方を募集しています!!
以上 演劇感想文リンクの公開日にあたり、過去の歴史をちょっと振り返ってみました
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