いよいよ、「髑髏城の七人」イヤーの最後を飾る「極」が初日を迎えます。それに先立って、「修羅天魔」の後のステージアラウンド東京の上演演目が、劇団☆新感線の「メタルマクベス」になる旨が公表されました。このままだと、ステージアラウンド東京が、新感線専用劇場になってしまいそうなので、新感線以外の演目で見てみたい舞台を妄想してみました
メタルマクベスの次のステージアラウンドトーキョーでのイベントが決まったようです(2019/01/10追記)
よって以下の記事はまったく的はずれな妄想です。ご理解の上、読み進めてください
目次
メタルマクベスの感想は以下です
次のステージアラウンド東京の上演作が「メタル マクベス」に決まりました!
「ドクロの次はメタルが回る! 360°回転劇場の次回公演は劇団☆新感線×宮藤官九郎の『メタルマクベス』」
このたび、注目を集めているIHIステージアラウンド東京での次回作が決定
作品は劇団☆新感線の『メタルマクベス』
「メタルにはマクベスが良く似合う」という、いのうえの着想から生まれた『メタルマクベス』は、2006年に劇団☆新感線と宮藤官九郎が初めてタッグを組み、初めて挑んだシェイクスピア作品であり、ロックバンドが劇中で生演奏する音楽に特化したスタイルで上演された
<中略>
この『メタルマクベス』が、初演から12年の時を経て、激しいリズムに突き上げられて瓦礫の中から復活する。今回の公演の為に宮藤自ら脚本を書き直し、キャストを変え、演出にアレンジを加えてdisc1、disc2、disc3と題して3作を連続上演することが発表された
劇団☆新感線の舞台の中では、もっとも劇評が多く評価の高かった舞台の一つです。(当社(演劇感想文リンク)調べ(笑))
2006年の初演時は、内野聖陽さん/松たか子さんというマクベス夫妻のキャスティングで、未来世界でのマクベスという新しいシェイクスピア舞台を作り上げた作品です
今回は、それをDisc1,2,3と3つのバージョンで上演。橋本さとしさんの復活が話題のDisc1、尾上松也さん若手キャストのDisc2.今乗りに乗っているミュージカル界の人気俳優浦井健治さんと昨年「キャバレーでミュージカルデビューを果たした長澤まさみさんのDisc3はどれも気になる作品です
脚本は宮藤官九郎さん…来年は大河ドラマも控えてるってのに大丈夫なんでしょうか?
[メタル マクベス」は再演作とはいえ、キャストに合わせて色々いじるだろうし、なんて立って、青山劇場とステージアラウンド東京では、セットの建込みが動き方が全然違うはず
今年はクドカンは大河の脚本に専念するのかとおもっていました
新感線以外で、ステージアラウンド東京で観たい舞台をまとめます
ここまでの、記事の書きっぷりでわかっていただけるような気がするのですが、私は2006年の「メタルマクベス」観てません
そのため、これ以上、この作品については触れられないので、話題を転換します(感想は、上の演劇感想文リンクを観てください。15本もの劇評を読むことができます(ネタバレ注意!)
このままだと、せっかくのまったく新しい演劇体験のできるステージアラウンド東京が、新感線専用劇場になってしまいそうなので、新感線の舞台以外で、ステージアラウンド東京で体験した作品を列挙していきます
予想じゃありません。どうせ当たらないし
レミゼラブル
実は、東宝のやっている日本語版は全く観たことがなく、30年近く前にブロードウェイで観た記憶しかないのですが、歴史大作で登場人物も結構多く、セットが変わる見ごたえのある舞台だったと記憶しています
なによりも、1994年以来(もっと前かもしれませんが、演劇感想文リンクではこの年が最古)再演を繰り返してきて、帝国劇場を常に満杯にしてきた実績は侮れません
既に、2019年の上演は決まっているようですが、コンテンツとしては有望だと思います
ピーターパン
ホリプロの十八番です。再演を繰り返している回数ならば、おそらくレミゼに負けませんし、数々のスターを排出してきた舞台です
僕自身、しょせん子供向けミュージカルとバカにしていたのですが、2003年に観に行って印象が変わりました
ダイナミックな造形の舞台を使えばイメージがガラッと変わるかもしれません
ワイヤーアクションによる空中浮遊があの劇場でできるのかは謎ですが
映画原作や2.5次元があうかも
とはいえ、海外製ミュージカルは、日本に持ってくるときに色々制約があり、簡単に演出変えられないという話もききます
となれば、オリジナルでいくしかありません
日本のお家芸になりつつある2.5次元あたりが狙い目かもしれません
とはいえ、1300人のキャパのある劇場。少々の人気作では難しいかもしれません
「ジョジョの奇妙な冒険」、「キングダム」、「進撃の巨人」、「ワンピース」あたりが候補でしょうか?
(ワンピースは、歌舞伎化されてるし、進撃の巨人も一度頓挫したという歴史はあるのですが)
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映画原作という手もあるかも
黒澤明の作品あたりならば、人気もあるし話題性もありそうです
外国映画もありならば、マトリックスも見たい
映像との融合のあたりが、フィットする気がします。ストーリー自体も、いろいろな場所を行きつ戻りつしながら物語が深化していく展開も、広く使える劇場の構造とあっていると思います
以上 メタルマクベスの上演決定に際して、考えたステージアラウンド東京で見たい舞台作品についての「妄想」でした
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