[劇評]シアターコクーン「プルートゥ PLUTO」@シアターコクーン
てんこ盛りのプロジェクション・マッピングと身体能力の高いダンサーたち(森山未來さん含む)の卓越した振り付けで、絵的には大満足の舞台でした。一方で、特に一幕が全体に山場が乏しい感じがして、のっぺりとした印象になったのが残念…
演劇感想文リンク(engeki.kansolink.com/)の中の人(清角克由(@kseikaku)のブログ。更新情報やサイト情報だけでなく、管理人の日々の思いも書いていきます。
2015.01.26 清角克由
てんこ盛りのプロジェクション・マッピングと身体能力の高いダンサーたち(森山未來さん含む)の卓越した振り付けで、絵的には大満足の舞台でした。一方で、特に一幕が全体に山場が乏しい感じがして、のっぺりとした印象になったのが残念…
2014.12.17 清角克由
並行宇宙理論を元にした、二人の男女の恋の行方の様々な成り行きを見せてくれる舞台は、実験的な舞台ではある。が、出演者を二人にしぼり、二人の恋の成り行きに絞り込んだことで、見やすい舞台にはなっていた。同じシーンを繰り返しなが…
2014.12.07 清角克由
十数名(数えていない)のキャストの小中学生時代のエピソードが順番に演じられるという構造で2時間30分ノンストップというのは、だいぶキツイ。 大がかかり、大人数の舞台を破綻なく演出している実力があるだけに、も…
2014.10.05 清角克由
110分の大作であるものの、長さが面白さに比例していない….まだ、脚本が出来上がりきっていないイメージ。舞台美術の完成度や役者のテンションの高さもあっただけに、少しざんねんだった。
2014.08.18 清角克由
唐組の稲荷卓央さんを主演に持ってきた不条理劇。 ふつうの男が通り魔殺人立てこもり事件をおこした実際の事件にいたるまでの心情変化が伝わってくる。 不条理劇の枠組みの中で、かつ、生気のない登場人物の中で、一人だけ内部からあふ…
2014.08.09 清角克由
タイトルは「ST 赤と白の捜査ファイル」の赤城左門(藤原竜也)になったつもりで言って見ました) 謎が解けてしまったァァ 先日見に行った「黄金バット」実は、色々謎を感じていました。
2014.08.02 清角克由
全体に平均年齢の高い劇団で、個別の役者の力は高い。独白でこれほど人を惹きつける役者が揃っている劇団はほかにはなかなか無く、それがあるからこそ他の演出や装置が多少稚拙でも、2時間半を楽しむことが出来た。テント芝居特有の爽快…
2014.07.20 清角克由
小さな劇場にしては過剰すぎる出演者ではあるものの、シーンごとの出来は素晴らしく、役者さんのパワーに圧倒されました。 若干、楽屋落ちというか内輪受け的なギャグがあったのが気になりましたが、それを差し引いても、1時間40分の…
2014.07.06 清角克由
ここ数年は、定期的にうかがっている東京ヴォードヴィルショーの内部ユニット花組エキスプレス。 あほんだらすけは既に26回目だそうです。(平成の年号とととも誕生し、年1回公演なので、公演回数=平成年となっているので覚えやすい…
2014.06.22 清角克由
先日、このブログでも紹介した新宿梁山泊「ジャガーの眼」を見てきました。「[期待舞台]唐のケレン味は一子相伝されるのか?大鶴義丹、唐十郎の名作に出演」 結論として、傑作戯曲であることを再認識しました 大作で、時代遅れのこの…