[劇評]JACROW「常闇、世を照らす」@東京芸術劇場シアターイースト(池袋)
私だと田中角栄が首相だった時代よりも、この舞台にある影響力を徐々に落としていく時代が記憶に残っている。その記憶と物語が相まって、舞台上で繰り広げられる以上の臨場感と奥行きを感じながら当時の政治状況に思いを馳せることのでき…
演劇感想文リンク(engeki.kansolink.com/)の中の人(清角克由(@kseikaku)のブログ。更新情報やサイト情報だけでなく、管理人の日々の思いも書いていきます。
2023.12.29 清角克由
私だと田中角栄が首相だった時代よりも、この舞台にある影響力を徐々に落としていく時代が記憶に残っている。その記憶と物語が相まって、舞台上で繰り広げられる以上の臨場感と奥行きを感じながら当時の政治状況に思いを馳せることのでき…
2023.12.14 清角克由
珍しく現代が舞台の物語ですが、ケレン味のある舞台設定はさすが。客演や最近入った方々の活躍も目に止まりましたが、一番印象が残ったのは僕がこの劇団を見始めた頃から出演されている方々でした 劇団 桟敷童子 題名 空ヲ喰ラウ 公…
2023.10.09 清角克由
父親という呪縛がなくなった家族の有り様の変わり方を、全編広島弁で。広島だからか、世の中全てがこうなのか、家族の関係のゾワゾワした感じが全編に溢れ、心地よいセリフと物語の違和感に翻弄される100分間でした 劇団 ぱぷりか …
2023.07.11 清角克由
歴史的な事件特に戦争の前後の状況などを扱うチョコレートケーキにしては、ちょっと異色のテーマである特撮撮影現場が舞台。 しかし、社会の課題をテーマにしているので、見たあとの感想は今までのチョコレートケーキの作品を見たときの…
2023.07.01 清角克由
昨年に引き続きワンツーワークスの広島公演を観劇。小気味よい演出と原作ありの物語のみやすさで2時間休憩なしの舞台もまったく時間の長さを感じず。たった20数年前発売の原作なのに時代の変遷を実感した舞台でもありました。 劇団 …
2023.06.17 清角克由
かなり頻繁に通っている大森カンパニーがコロナ明けのタイミングで、満を持して開催した更地祭!その第一弾の過去作再演作集のSakuraを観劇しました。 キャストの方がとてもイキイキしながら演じていて見ているこっちも楽しくなっ…
2023.06.16 清角克由
戦後の実話を元にした舞台作品。客演/主演の小野武彦さんが、全編少年兵を演じるという物語だったが以外にも小野さんの少年兵は非常にハマっており、脚本の世界にどっぷりハマることができた。 舞台装置はいつもに比べるとほとんど素舞…
2023.03.05 清角克由
渡辺哲さん、酒井敏也さんという見知ったキャストを頼りに初めての劇団を見に行きましたが、身近なテーマだったこともあり、かなり楽しむことができました 新しい座組、演出家、役者に出会え、懐かしい劇場と再開することのできた舞台で…