[劇評]劇団桟敷童子「骨の憂鬱」@すみだパークスタジオ(とうきょうスカイツリー)
客演陣の充実もあり見ごたえがある舞台になっていた。少しミステリー調で、冒頭の謎を最後まで引っ張るストーリーで、ラストシーンで明かされるその謎の理由がある小説をおもいおこさせる物でした 劇団 劇団桟敷童子 題名 骨の憂鬱 …
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2019.05.28 清角克由
客演陣の充実もあり見ごたえがある舞台になっていた。少しミステリー調で、冒頭の謎を最後まで引っ張るストーリーで、ラストシーンで明かされるその謎の理由がある小説をおもいおこさせる物でした 劇団 劇団桟敷童子 題名 骨の憂鬱 …
2019.05.19 清角克由
故林広志さんが講師を務めるワークショップ参加者による卒業制作的なもの。元々の期待値を低めにしていたせいか(m(_ _)m)、かなり楽しい時間を過ごすことができました 演出や出演者の技量は当然色々気になるものがあるものの、…
2019.05.06 清角克由
ポップなテイストによる物語の進行や演技、シンプルな名前付けとキャラ設定の単純さは相変わらずも、従来に比べ、より物語の深みであったりキャラクターの背景設定がしっかりしてきました 結果として物語に入っていきやすくなりましたが…
2019.04.21 清角克由
最近は、なるべく行くようにしているコントの舞台の「更地」。今回は、その傑作選という位置づけの舞台。とはいえ、自分にとってはほぼ新作と同じ。いつもの更地に比べるとより不条理なコントが多かったように思ったが、完成度の高さに感…
2019.04.04 清角克由
明言されないがナチス政権初期に、音楽の力を信じた指揮者/楽団と政府との静かな攻防の物語。歴史を扱い、音楽を扱いながら今の時代における芸術全体の普遍的な役割と人が人を思う力の強さを感じさせる舞台でした 劇団 パラドックス定…
2019.03.04 清角克由
ついこないだ見た舞台の再演だと思って見に行ったのですが、気づけば三年も前の作品。「完結編」と名乗っておいてその「再演」をやるのは少しズルいなと思いつつ、円熟というか完熟というか、安定感のある舞台に相変わらず笑いました 劇…
2019.02.26 清角克由
本多劇場進出を果たした大森カンパニープロデュース作品は、一見、つながりのない様々な過去を持つ登場人物たちが、各々の内面をお互いにさらけ出し合うことで変わっていく物語が秀逸。笑いながら泣けるという稀有な経験ができる「人情喜…
2019.02.18 清角克由
古川健さん、日澤雄介さんの劇団チョコレートケーキのコンビの作品でありながら、柴田理恵さんという劇薬との化合によりチョコレートケーキとはまったく味の違う独特なものでした。その新しい化学反応が心地よく笑いながら、考えさせられ…
2019.01.24 清角克由
浅草の路上で、主宰の木下さんからチケットを手売りされたのが縁で見に行った舞台。販売方法の特異さからもっと不思議な舞台を想像していたが、思った以上にオーソドックスな人情喜劇。バランスは良いものの、全体として技倆不足が気にな…
2019.01.04 清角克由
45分ほどの小品でノンバーバルのエンターテイメントということだが、思ったより個々の技術が高く楽しめた。一方で、全体としてのストーリーや、コンビネーションはバラバラ感がありエンタメとしての楽しみは少し物足りない プロジェク…