[劇評]野田地図「オイル」@シアターコクーン
コクーンの舞台を使い尽くした感のある壮大な舞台装置。豪華な役者陣。それでも、大作を見た感がなくコンパクトな芝居を見た印象が残った。コンパクトであるが故に発せられたメッセージが鋭利な刃物のように、僕の心にこの舞台の印象を刻…
演劇感想文リンク(engeki.kansolink.com/)の中の人(清角克由(@kseikaku)のブログ。更新情報やサイト情報だけでなく、管理人の日々の思いも書いていきます。
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
31 |
2003.05.11 清角克由
コクーンの舞台を使い尽くした感のある壮大な舞台装置。豪華な役者陣。それでも、大作を見た感がなくコンパクトな芝居を見た印象が残った。コンパクトであるが故に発せられたメッセージが鋭利な刃物のように、僕の心にこの舞台の印象を刻…
2003.05.03 清角克由
脚本、演出、役者、装置、音効のほぼ全てが非常に高いレベルにあり、安心して見ることが出来る舞台であった。民俗学とか東北の山中に暮らす山の民と里の民の対立といったテーマが元々好きということもあるかもしれないが、最後まで緊張感…
2003.04.26 清角克由
昨年ニューヨークで見て以来の観劇。何も考えなくていい楽しさは日本語版でも変わらず楽しい。ただ、よく見知ったABBAの曲だけに日本語にされたときの違和感を最後まで払拭することができなかった。確かにストーリーはわかりやすくな…
2003.04.13 清角克由
四度目の観劇!。気に入っている事はこれ以上書く必要がないし、見るたびに完成度はあがっている。が、日曜日の夜公演(日に二回公演のあるうちの二回目)のせいかもしれないが、歌の声がかすれたりセリフの間違い多々見受けられたりして…
2003.04.05 清角克由
僕にとっては未知の世界に等しい宝塚の世界が、非常にコミカルかつ物悲しい感じで描かれる。宝塚が舞台とは言え、普通の恋愛ものというかコメディとしての基本はキチンとできていて見ていてすっきりする舞台。ラサール石井さんの舞台を見…
2003.03.29 清角克由
三度目の観劇!。気に入っている事はこれ以上書く必要がないような気がする。見るたびに完成度は上がってきており空恐ろしい限り。ただし、なぜかこの日はセリフをかむ役者が多かった気がしたが。 劇団 PARCOプロデュース 題名 …
2003.03.22 清角克由
題名から想像した通りのある種安直なラブストーリー。と思いきやタップダンスや舞台装置の派手派手さは特筆もの。古き良きブロードウェイミュージカルを地で行くような作品。なんか去年見た「プロデューサーズ」に似ていると思ったらコリ…
2003.03.16 清角克由
二度目の観劇。前回の観劇時とは別物になっている。座席が一階席中央だったという高位置だったこともあるかもしれないが、ミュージカル全体の展開に無理が無くなりひとつの作品としての完成度が上がっていると感じた。さすが三谷さんとい…
2003.03.16 清角克由
アンチミュージカルのようなセリフと歌が散りばめられているが、かなりちゃんとミュージカルしていて驚いた。ただし、ミュージカルとして新しくはあるが、秀逸というところまでいっておらず、三谷さんの他のコメディと比べると三谷さんら…
2003.03.08 清角克由
評価が非常に難しい作品だが、個人的な意見としては「中途半端」な感じが一番強い。不条理な芝居の世界を完全に作り出せるほど役者/演出の力が強くなく、ダンスのような動きも美しくない。宮沢賢治にあまり僕が思い入れがないせいで(か…