予想外にハマってしまったので、備忘録的に記録しておきます。WORDPRESSで、画面下部のページネーションが、膨大に表示されてかなり戸惑いました。その解決方法です。
目次
原因は、「List Category Post」というプラグイン
「演劇感想文リンク」をWordPress化するにあたり、「List Category Post」というプラグインを利用しようとしています。
これを利用すると、カテゴリーや、タグを指定するとそのタグのついている記事を一覧化することとができます。例えば、以下のような記載するだけで、タグに「こまつ座」がセットされている投稿が、一覧表示されます。
[catlist tags="こまつ座" customfield_display="summary" customfield_display_name="no"]
カスタムフィールドで「summary」というものを定義し、投稿のタイトルだけではなく、summaryも表示するという風に設定しています。尚、
「customfield_display_name=”no”」の指定で、そのカスタムフィールドの名称は表示しないとしていています。
今回は、summaryに公演期間と劇評の数を入れることにしました。結果として下図のように表示されます
すごく簡単に、他のページの一覧を作成できるため、演劇感想文リンク内にたくさんある劇団別や、出演者別、公演年月別のページが非常に簡単に作れてしまいます。そこで、早速採用した上で、公演情報の記事を試しに70以上取り込みをしてみました。すると想定通りに、一覧が表示されたのですが、ページ下部のページネーションを見たときに仰天しました。この記事の最初にあるように一気にたくさんのページネーションが表示されてしまいました。当初は、WORDPRESSの全体の設定の問題や、採用しているSTINGER8等のバグを疑ったのですが、簡単に言うとこの「List Category Post」の設定の問題でした。
1ページに表示される上限設定を「-1」になっていた。
設定のところをみると、ページごとに表示される記事数の上限を設定するところがあり、説明によると「-1にすれば無制限に表示される」と記載されています。ここを「10」とかに変えると、想定通りに、ページネーションが表示されるようになりました。
この一番上のNumber of Postsを-1を10に変更するときちんとしたページネーションが表示されるようになりました。
List Category Postの拡張は色々できそう。
実は、このプラグインを停止すれば、最初の問題は解決することはすぐわかったのですが、便利さがそれを上回っていたので、色々と調べてやっと対応を発見できました。(あまりにも簡単なことで、見逃して無駄にした時間がもったいないのですが…)
ちなみに、今はかなり使っている機能が限られていますが、相当色々な設定ができるようです。
元のWORDPRESSの中の英語の説明の中で、今後(自分的に)つかえそうなところをちょっと整理してみました。
キーワード | 概要 | 記述例 | 備考 |
---|---|---|---|
author_posts | 投稿者名で抽出 | [catlist author_posts=”fernando”] | 僕のBlogは、書き手が僕しかいないのでこれは多分使わないです。 |
tags | タグを使って抽出 | [catlist tags=”こまつ座,井上ひさし”],[catlist tags=”こまつ座+井上ひさし] | 多分一番使いそうな使用方法。,区切りは、いずれかのタグが一致すれば表示。+で区切ったら両方が含まれれば表示 |
currenttags | 現在表示されているタグと同じものを表示 | [catlist currenttags=”yes”] | |
exclude_tags | 対象タグを表示から排除 | [catlist exclude_tags=”sega,sony”] | |
starting_with | 対象の文字からタイトルが開始される投稿を表示 | [catlist starting_with=”l”] | タイトル名の検索用ページにつかえそうなのですが、日本語の場合、タイトルに漢字がはいるのでこのままでは使えそうにないです |
date ranges | 一定期間の投稿を表示 | [catlist before=’2007/06/17′],[catlist after=’2007/06/17′] | 現在、年月毎にその月に上演された舞台をまとめているページで使えそうです |
search | キーワードを含むページ | [catlist search=”The Cake is a lie”] | 今は面倒でやっていませんが、舞台の再演履歴なんかのページを作るときに使えるかもしれません |
更に、表示されるリストのclassを指定したりすることができるようなので、CSS等を使えば見た目も色々かえられそうです。
カスタムフィールドのstart withがあれば、50音順のページとかも簡単に作成できそうなのですが、残念ながら見当たりません。
更に詳しく、このプラグインについて知りたい場合は、以下のリンクで調べる事ができます。
「PLUGIN DIRECTORY LIST CATEGORY POST」(英語です)
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