MacOSにパラレルデスクトップ
自分のMac上のパラレルデスクトップ上にインストールされているWindows10にUbuntuをインストールしました
更に、そのUbuntuにRubyをインストールしました。Ubuntuのインストールまでは、順調だったのですが、Rubyのインストールには、色々苦労したので(苦労する必要のないところで)、後々のためにも一旦記録に残しておきます
目次
環境
ハードウェア:MacBook Air 2015
VM:パラレルデスクトップ 11 for Mac
OS:Windows10
Windows Subsystem for Linuxインストール後に、WindowsStoreからUbuntuをインストール
上記まで行った上でのRubyのインストール終了まで
参考にしたURL
こちらの手順に基本従いました
途中で、不注意故にハマった時に参考にしたサイト
qita偉大(じゃ、qitaにあげろ>俺)
手順(上記のURLと少し違う)
まず、apt-getを最新化する(★)
$ sudo apt-get update
次にgitのインストール
$ sudo apt-get install git
バージョンは、2.7.4(2018/5/16現在)
$ git --version git version 2.7.4
rbenvインストール
git clone https://github.com/rbenv/rbenv.git ~/.rbenv echo 'export PATH="$HOME/.rbenv/bin:$PATH"' >> ~/.bashrc
rbenvのバージョン確認
rbenv -v
2019/03/09追記
ただし、改めてやり直すとうまくPATHが通りません。
結局viで~/.profileを編集しました。
最後に以下の一行を追加しました
PATH=”$PATH:./rbenv/bin”
その後に以下のコマンドを実行(Ubuntuを再起動してもいい)
source ~/.profile
rbenvのバージョンは、、 1.1.40-g483e7f9 (2019/03/10現在)
ruby buildのインストール
$ mkdir -p "$(rbenv root)"/plugins $ git clone https://github.com/rbenv/ruby-build.git "$(rbenv root)"/plugins/ruby-build
rubyインストールに必要なライブラリをインストール
sudo apt-get install autoconf bison build-essential libssl-dev libyaml-dev libreadline6-dev zlib1g-dev libncurses5-dev libffi-dev libgdbm3 libgdbm-dev
…長い
念のため、ruby-buildを最新化
$ cd ~/.rbenv/plugins/ruby-build/ ~/.rbenv/plugins/ruby-build$ git pull
インストール可能なrubyのバージョンを確認
$ rbenv install -l
めっちゃ出て来るが、以下の一節を確認
2.5.0-dev 2.5.0-preview1 2.5.0-rc1 2.5.0 2.5.1 2.6.0-dev 2.6.0-preview1
2.5.1がstableな最新版(2018/5/16現在)なので、そちらをインストール
2.6.1が2019/3/9現在最新版
$ rbenv install 2.5.1
rubyの通常利用バージョンを2.5.1にする
$ rbenv global 2.5.1
バージョン確認
$ ruby -version $ ruby 2.5.1p57 (2018-03-29 revision 63029) [x86_64-linux]
gem install
さらに、rspecまでインストールするために、gemのインストールをします
gem update --system
バージョン確認
gem -v
バージョンは、3.0.3(2019/3/9現在)
rspecのインストール
gem install rspec rspec -v
現バージョンはRspec 3.8(2019/3/9現在)
以上 でrubyはインストールできた(はず)
rubyインストールでハマったポイントと原因
と上記のようにうまくいけばよかったのですが、実は見事に躓きました
rubyのインストールのところで、以下のようなエラーが出ました
$ rbenv install 2.5.1 Downloading ruby-2.5.0.tar.bz2... -> https://cache.ruby-lang.org/pub/ruby/2.5/ruby-2.5.0.tar.bz2 Installing ruby-2.5.0... BUILD FAILED (Ubuntu 16.04 using ruby-build 20180424) Inspect or clean up the working tree at /tmp/ruby-build.20180516111936.504 Results logged to /tmp/ruby-build.20180516111936.504.log Last 10 log lines: checking for ruby... false checking build system type... x86_64-pc-linux-gnu checking host system type... x86_64-pc-linux-gnu checking target system type... x86_64-pc-linux-gnu checking for gcc... no checking for cc... no checking for cl.exe... no configure: error: in `/tmp/ruby-build.20180516111936.504/ruby-2.5.0': configure: error: no acceptable C compiler found in $PATH See `config.log' for more details
BUILD FAILEDと書いてあるのの、上記の記事の手順(2018年2月の手順なのでそんなに環境が変わっているとも思えず)通りにやっているので原因が当初まったくわかりませんでしたが、以下の記事を見つけました
CentOSとディストリビューションは違いますが、出ているエラーが同じ
しかも、エラーの内容によって対処方法が記載してあり、僕のエラーはgccがないから起きているとのこと
「は?、Ubuntuでgccが入ってないことなんてあるのか?」とか思い(Linux素人ですすみません)
以下のコマンドを実行
$ gcc -version The program 'gcc' is currently not installed. You can install it by typing: sudo apt install gcc
入ってなかった模様orz
で、慌ててgccをインストールしました
$ sudo apt-get install gcc
と、ここで「なんで、依存関係があるのにgccがインストールされていないの?」という疑問にぶち当たり…一番最初に「apt-get update」をやっていないことに気づいたのでした
というわけで、上記の手順の最初の★のapt-get updateを実行後に同手順を再実行したところ、見事インストールされました
おそらく、参考にした記事は別記事の続きとして書かれたもののようで、「apt-get update」の手順は終わった後の手順が記載されていたようです
よく見ると中盤の「rubyインストールに必要なライブラリをインストール」の段階で、以下のようなメッセージが出てきてました
ログメッセージの最後
E: Unable to fetch some archives, maybe run apt-get update or try with --fix-missing?
…見逃してましたが、よく見るとgcc等がのきなみNot Foundになっておりました
なんか、Linuxの各種インストールは、logが多数でるので、ちゃんと読んでないなと改めて反省。ちゃんと読んでいれば、すぐに気づいた手順ミスでした
というわけで、macのVM(パラレルデスクトップ)上のWindows10上のUbuntuにRubyをインストールする手順でした
(これだけ、OSの上にOSをのっけると何がなにやらわからなくなりますが…)
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