香川県への観光といえば、島巡りが外せない。でも、そんな時間がとれない。瀬戸内の海と風を感じたいという方に香川(高松)観光の最後にジャンボフェリーを利用して本州へ移動するというルートはおすすめです。
フェリーと聞くと自動車移動をする人が使うものというイメージがありますが、徒歩旅行者にも十分魅力的でした
4時間半の小旅行。それでも、自動車や電車、自転車とは違う格別の移動ができました。また、神戸という町の魅力と空港のアクセスの良さもありこのルートかなり自由度が高いと感じました
先日高松→神戸をフェリーで旅行したので、おすすめポイントをまとめます
目次
ジャンボフェリーによる高松から神戸ルートまとめ
ルート概要
高松→神戸へフェリー(ジャンボフェリー)で移動する
一泊後、神戸空港から他都市へ(私の場合は、スカイマークエアラインを利用して羽田へ戻った)
このルートの魅力
安い
フェリー代 2590円+バス代200円で神戸市内へ到達。神戸空港からLCCを利用すれば、プラス7000円代で東京まで帰れる
ゆったり
フェリーの中は雑魚寝自由。完全に足を伸ばしてねてても神戸に着く。もちろん、電源が充実しているのでパソコン作業やゲーム等もできる(電波は若干弱い)
手配不要
車を積み込むのでなければ基本的には予約は不要で、当日港に行けば乗れる
景色
海風が気持ち良い。そして明石海峡大橋をくぐるダイナミックさは格別
乗船の手順
乗船前日まで
ホームページで確認をする必要はありますが、大抵の場合徒歩旅行者(車やバイクなどを載せない旅行者)は、予約不要で直接の乗り場にいけばよいようです
お盆や年末年始等予約が必要な場合があります。上記のホームページを確認しましょう。
また、土日休日の場合は、指定席という仕組みもあります。これは完全事前予約制で、電話にて予約をすることでリクライニング席を予約することも可能です
個室等の予約もあり、プライベートを重視するのであればそちらを選択することも可能です(追加料金はいずれもかかります)
ただ、後述するよに、日曜日の昼の便ではありますが、船内が混雑するのは小豆島からの乗客が乗ってきてからなので、高松から乗る分には指定席等の予約をしていないくても、快適な場所を確保することは可能です
予約は、リクライニング席しかできませんが、自由席としての雑魚寝の席(場所)を確保すればうたた寝もできます。
乗船当日
乗船する港は、JR高松駅のすぐ近くではなくそこからバスで15分ほど移動した場所にあります。
そのため、JR高松駅から向かう場合は無料送迎バスにのることになります
フェリーの出発時間に間に合うように合わせて、無料送迎バスが運行しています。
私は、日曜日の14時発の便に乗りましたが、それに合わしたと思しきバスは、上記の時刻表を見ると13時と13時半と2便ありました。
不安になってフェリー会社に電話しましたが、どちらに乗ってもちゃんとフェリーには乗れるとのこと。
フェリー会社が運行しているバスなので、道路事情でバスが少々遅れたとしても勝手に出発しませんと言われてみれば当たり前のことを言われました
ちなみにフェリー乗り場はかなり殺風景な実用本位な施設で、チケットの自動販売機と飲み物の自動販売機、そして小さな喫茶店(さすが高松、うどんも売ってます)しかありません。
早めに行って何かするとか考えず、送迎バスに普通にのっていけば良いと思います。
乗船
フェリーが着船すると、まずは自動車等を乗せるアナウンスの後で、徒歩客への案内があります
船内の撮影は禁止されていますが、船の座席や雑魚寝可能な畳の敷き詰められた席は、1メートルおきくらいにコンセントが配置されていて携帯電話等の充電にこまることはなさそうです。
途中で経由する小豆島に到着するまでは割と船内はどこも混雑している感じはなく自由な場所を確保することができました。
船内設備
船内撮影禁止ということもあり、記憶に頼るしかありませんが、以下のような設備はありました
充電及びWiFi
上記の通り、コンセントは船内の至る所にあります。また、僕自身は利用しませんでしたが船内では無料WiFiもありました(要メールアドレス登録)
ちなみに、携帯電話の電波(Softbankしか確認していませんが)は、船に乗っているあいだ中、弱くなるのを感じることはありましたが、圏外になることはありませんでした
一方で、WiMaxは、船が出港してしばらくすると圏外になりました
座席
リクライニング席と雑魚寝可能な畳の敷かれた席があります。また、ゴザも用意されていて船内の床にゴザをしいて座ることも可能です
正直、乗船当初はゴザを必要になるほど混むとは思えなかったのですが、小豆島からの乗客が乗ってきた後は、ゴザを利用して船内の床に陣取っている人もいました。雑魚寝席やリクライニング席がいっぱいになったというよりも、もたれかかる壁などが必要でグループの場合、リクライニング席や既に角や壁際が占拠されている雑魚寝席よりも、床にゴザを敷いたほうが心地よかったのかもしれません
売店
うどんなどの軽食も含めた温かい食べ物が買えます。また、お土産物屋もありました(高松のお土産というよりも小豆島土産が多かったように思います)
自動販売機で飲み物も買えます。船内価格的な高い値段がついているというわけでもなく普通の価格で飲み物が買えました
ゲーム/DVD
船内4Fにはレトロなゲーム機あります。また、DVDの貸し出しも再生機器込で有料ですがしてくれるようです(品揃えは、子供向けが多かったように思います)
景色
とはいえ、せっかく乗ったのですし一番の娯楽は甲板に出て海風にあたり、島々を見るのが一番な気がします。
出港直後
出港直後は、まだ島々がよく見えます。高松は近場にたくさんの島があり観光名所になっているので、どっちを向いても島があります
といいつつ、出港直後に上記の写真を取り以下の投稿をインスタにした後、寝てしまいましたorz
海のど真ん中
小豆島に到着して、出港したことさえ気づかず、ねこけていましたが、目が覚めると見事に海のど真ん中。周囲の島もどれも結構遠い
Googleマップの偉大さに感動
自分がどのへんにいるのかもわかるし、遠くに見える島影も確認しながら、何島かを知ることができます(高松出港直後に周りの島確認すればよかったと後悔)
ちなみに、屋上甲板にまで出ると本当に360度見回すことができます
宇宙服のような服装をしたキャラクターが舵を握っています
まつげが長い童顔顔でありながら、ちょび髭が生えているという若干何を目指しているのかわからないキャラクターです。
明石海峡大橋
実は、この船旅のクライマックスは、明石海峡大橋です
神戸まで後1時間半くらい手前で、前方に巨大な橋が見えてきます
この橋をくぐれば、神戸ももうすぐです。
上記の投稿をした後船内に戻り、時間を見計らって、また甲板にでなければとスマホのGoogleマップとにらめっこしていました
と船内放送にて「まもなく明石海峡大橋に差し掛かります、ぜひ甲板に~」というアナウンスが。
にらめっこしていた意味ありませんでした即、甲板に。
割といい位置が取れたので、まさにくぐるところを短い動画で撮ってみました。圧巻!!
その後は、近づく陸地を見たり、周りの写真を取りまくったり。屋上甲板にもかなり人が出てきていましたが、少しづつみんなが船内にもどっていくなかでふりかって撮った写真が個人的にはベストショット。
ちょうど夕方に神戸に着く便だと、西から東にくぐり抜けた後は夕日をバックにした明石海峡大橋をこうして眺めることができます
日が短い季節だとまた違う趣なのかもしれません。
明石海峡を通り過ぎた後は、神戸が近づいてきたせいか、船の交通量が増えます
なんか色々な船が行き来する様は癒やされます(私だけ?)
下船
4時間半の小旅行を終え、下船。三宮駅までのバスがフェリー到着後すぐに出発するため、ぐずぐずせずに荷物をまとめて出口に並んでおくほうが良いです。
既に暗い神戸の町をバスに運ばれてあっという間に三宮駅の近くで下車。
こちらのバスはバス料金がかかります。200円
バスは、神戸ポートライナーの三宮駅の近くに到着します
神戸は一泊だけでしたが、街中に近い以下のホテルを利用しました。中心街に近いため、暗くなってからの到着でも迷わずたどり着けました。三宮駅からも歩いて10分から15分くらい、南京街(中華街)からも近い居心地の良いホテルでした
|
以上 高松から神戸へジャンボフェリー移動のオススメ記事でした
コメントを残す