[劇評]三田村組「天井」@ザ・ポケット

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三田村さん演じる寝たきり老人の元気なときとそうでないときの落差が面白い。麻丘めぐみさんが出ていて驚きましたが、思った以上に普通

劇団 三田村組
題名 天井
公演期間 2008/01/15~2008/01/27
作/演出 蓬莱竜太
出演 三田村周三、麻丘めぐみ、福本伸一、古屋治男、竜沢孝和、岡崎智浩、水木英昭、高乃麗、成瀬功、和田ひろこ、高橋康則、種子
劇場 ザ・ポケット(中野)
観劇日 2008年1月19日(ソワレ)

【ストーリー】

 家族からはなれて暮らす寝たきりの老人野田の下を訪ねてくるのは介護ヘルパーくらい。突然、雷とともに立ち上がれるようになった野田は、日に日に元気になって気に入っているヘルパーの女性とオーロラを見に行く気になりまわりを困惑させる。

【感想】

  三田村組は、当初見始めた頃はせいぜい数回の企画公演だろうとおもっていたのですが、色々な作家に本を依頼しながら、結構続いています。蓬莱さんも毎回遺作のつもりで書いているという事なので、結構続いているという感想はあながち僕のものだけではないようです。
寝たきりで三田村さんが出てきたときは、あれ、今日は三田村さんずっと寝たきりかな。つまんないなと思いましたが、杞憂でした。

元気になること元気になること。

そして、最後に息子の自殺を聞いてまた寝たきりに。この辺少し分かりにくかったかもしれません。自殺を知らされて寝たきりになった後、その息子が訪ねて来るシーンが挟まれるのですが、周りの人が複数、その息子が死んだということを上手く汲み取れなかったみたい。照明とかの演出かえればよかったのかな。

SET以来久しぶりに見た長男役の水木さん。SET時代のスリムで鍛えたイメージからちょっとかけはなれてぽっちゃりしていた。少しびっくり。

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