それぞれ独立している話がいくつも。独特のゆるさが心地よい。ピエール瀧の初舞台と言うことで、少し緊張していたかな?
劇団 | シティボーイズ | ||||
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題名 | ロータスとピエーレ | ||||
公演期間 | 2008/04/23-2008/05/05 | ||||
作 | 細川徹 | 演出 | 細川徹 | ||
出演 | 大竹まこと、きたろう、斉木しげる、中村有志、ピエール瀧 | ||||
劇場 | 銀河劇場(天王州) | ||||
観劇日 | 2008年4月26日(ソワレ) |
【ストーリー】
ないというか、説明不能
【感想】
いつものように、コントのような短い話が連なる形式。ゆるーい感じの男優陣による芝居がなんとも心地よい。
お気に入りの話だったのは、最初の方にあったなんともやる気の出ないオフィスでの様子(特に、休憩となると仕事をしちゃって、仕事をしろとなるやる気にならないというあたりは、まさに「あるある」な感じ)と、全員がおじさんなのに、家族でお母さんも子供も、猫もいるというシュールな家庭訪問。(大竹さんが演じる子供が秀逸だった)
やる気のないサラリーマンが、軍服姿になるところも不思議と政治的な生臭さがないのはこの座組みゆえでしょう。それにしても、今軍服姿の人たちの活躍の場は、海外からの侵略ではなく人民の制圧なんですね。
ピエール瀧は、初舞台だったとか。
何かぎこちなく硬い印象と共に不思議な溶け込み方をしていました。そういえば、シティボーイズと中村有二が家族という中にひとり訪ねてくるまともな人という話がありましたが、その設定はまさにピエール瀧さんとこの座組みの関係といえるのかもしれません。
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