KDPとは、Kindle Desktop Publishingのこと。今回、アンドロイドタブレットを手に入れたのをきっかけに、KDPの本というものをいくつか読んでみましたが、結構面白い。
勿論、ジーンマッパーは、知ってました。話題になっていることも。
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でも、ま、例外でしょ….なんて思っていたのですが(まだジーンマッパーは読んでません)、他に評判がいい本を読むとこれが、結構読める。
例えば、「お前たちの中に鬼がいる」(梅原涼)を最初に読みました。
正直、ゲームっぽい作りのストーリーと少し残虐なシーンがあることで、一瞬引いいたのですが、読み始めると止まらない面白さがあります。伏線の曳き方とその回収の仕方がうまい。思ったよりも長さがある作品で、正直ここまで面白いとは思いませんでした。
ちなみに、次に読んだのは、長谷川圭佑さんの以下の2作品でした。(POSTMANシリーズ)
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正直、デヴィッドブリンの同名作品「ポストマン」ファンだった身としては、POSTMANという主人公の職業をどう料理するかと思いましたが、軽く楽しく読める作品ですね。子供の頃に読んだジョブナイルものを思い出しました。
主人公の人物像がまだまだ謎が多いです、続編が楽しみな作品です。
ジーンマッパーの藤井太洋さんの作品では、「UNDER GROUND MARKET」を読みました。
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青春グラフティな感じのSFです。ただ、短編のせいか、主人公の人間成長とかよりもの、タイトルのUNDER GROUND MARKET(地下経済)を説明するのに多くのパワーが費やされている感じです。この世界を使ったもっと大きな物語を読みたいと思いました。
しばらく、面白い作品を探してアマゾンのストアを彷徨することになりそうです。
[…] Kindle Desktop Publishingで出た本が面白いと書いたのは、昨年の秋のこと。その時紹介した本が、実際に小説として実販売されたりして、なかなかこの界隈も目を離せません。 […]