[劇評]Fuらっぷ斜「ウラノハタケニイマス」@WENZスタジオ
評価が非常に難しい作品だが、個人的な意見としては「中途半端」な感じが一番強い。不条理な芝居の世界を完全に作り出せるほど役者/演出の力が強くなく、ダンスのような動きも美しくない。宮沢賢治にあまり僕が思い入れがないせいで(か…
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2003.03.08 清角克由
評価が非常に難しい作品だが、個人的な意見としては「中途半端」な感じが一番強い。不条理な芝居の世界を完全に作り出せるほど役者/演出の力が強くなく、ダンスのような動きも美しくない。宮沢賢治にあまり僕が思い入れがないせいで(か…
2003.02.01 清角克由
男くさい任侠ものになってしまいそうな話が、水谷さんの手にかかると出演者の全ての裏にある普通の生活が垣間見える話になるから不思議。新納さん演じるアシバーの成れの果てと自ら語る主人公のかっこよさがこの芝居の真骨頂。もっとこの…
2002.12.29 清角克由
純粋なタップの公演を見に行くのは初めて。エンターテイメントに飛んでおりストーリーがなくとも十分楽しめる。ただ、(そういうものなのかもしれないが)ベタなお笑いネタのシーンはタップ中心のこの公演にあわないような気がした。観客…
2002.12.14 清角克由
二度目の観劇。前回は「うるさい!」と感じた空間と時間を埋めるだけの意味なし繰り返し会話も、今回は適正範囲。ちょっとひねた感じのファンタジーで結構好きなストーリーということもあり楽しめた。おこがましいのを覚悟で、「成長した…
2002.12.01 清角克由
久々の復活を遂げた転位21は、様式にこだわる演出もそのままに復活していた。但し、役者はまだ若く主役の三人程を除くとその演出に対応しきれていないのかもしれない。演出/脚本とも斬新であり古くはない。是非もう一度見たいと思う反…
2002.11.30 清角克由
ほのぼのとした人情物。そういった意味では水谷さんらしい作品で、ヴォードヴィルの役者さんにも雰囲気が合っていたような気がする。吉行和子さんが、かわいらしく印象深い。 劇団 東京ヴォードヴィルショー 題名 日暮里泥棒物語 公…
2002.11.12 清角克由
最近はよくみるような気がする全体としてひとつのテーマを追いながら、オムニバスがシームレスにつながる芝居。個々のシーンが短く、印象的なシーンが続けば、効果的な手法なのだが、玉石混交な感が強く全般としてメッセージが弱く中途半…
2002.11.03 清角克由
1時間程の長さに助けられたが、ストーリーの焦点があわせづらく見ていて非常に疲れる芝居であった。それが人間である以上、全てのキャラクタに背景があるのは当たり前なのだが、それがまったいらに並べられてしまうと、見ている側は何を…
2002.11.02 清角克由
珍しく肉声で話す美加里=ブランチは、ムーバーとスピーカーが異なる他のキャストに囲まれて、さながらモノクロ映画の中の天然色のキャストのように際立ち、それが3時間20分に及ぶ舞台の緊張感を弛緩させることなく持続させた。最後の…
2002.10.26 清角克由
久々のアクション大作。が、なんか中途半端で消化不良。アイデアと構成は悪くない。演出面での迫力不足は中国から京劇のプロを呼んでもいかんともしがたかったというべきか…. 劇団 劇団スーパー・エキセントリック・シア…