[書評]上田早夕里著「真紅の碑文」。悲惨な未来の世界で他者のために闘う人の物語
前著の「華竜の宮」と同じ世界観、共通の登場人物を据えた続編。いわゆる今我々が騒いでいる環境問題を大きく上回る全地球規模の災害が予測される世界。ほとんどの人が自分の人生や自分の子孫に対して希望を持てない中で、自分のためでは…
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2020.03.16 清角克由
前著の「華竜の宮」と同じ世界観、共通の登場人物を据えた続編。いわゆる今我々が騒いでいる環境問題を大きく上回る全地球規模の災害が予測される世界。ほとんどの人が自分の人生や自分の子孫に対して希望を持てない中で、自分のためでは…
2020.03.04 清角克由
学生時代からアイデアの不足に悩み続け、アイデア発想法の類の本は割とよく読みます。この本は、ビジネスに活用すべきアイデアの発想を右脳思考/スパークという言葉で表し、オフィスの机上/コンピュータの画面上から離れた場所での発想…
2020.01.30 清角克由
出演者に実力者が揃っており、見ていた安心感がある。結構笑わせてもらったし、最後の展開も意表を突かれる展開でした。一方で、役者さんの演技の仕方に違和感があったり、全体に脚本が冗長に感じる部分があり正直 惜しい舞台でした 劇…
2020.01.25 清角克由
ついに、スター・ウォーズサーガのエピソード4(完結編)である「Rise of Skywalker」を見ました。見終わったときの感想は、一重によく終わってくれた。満足の行く形でこの物語の最終話に出会えたことへの感謝の気持ち…
2019.12.21 清角克由
主役降板という事態にもかかわらず、舞台の出来はとても良い。話の先が見えないことによるドキドキ感を最後まで感じる事ができ、最近みた桟敷童子の舞台の中でも出色の出来。ただ、自分の中でのその「面白さ」を突き詰めた時、その理由の…
2019.12.04 清角克由
カンパニーの常連役者が見事に各自の役割を果たし、笑えて泣ける人情喜劇の期待を裏切らない出来。特に、主人公にあたる姉妹を演じた二人の女優さんの演技のうまさと存在感を感じ取ることができた。また、カンパニーのコアメンバーである…
2019.11.02 清角克由
チェーホフを初観劇で、脚本の魅力を感じることは出来なかったが役者さんたちは巧拙はともかく役にハマっている方が多く全体に見やすい。脚本に起伏が乏しいが故に長く感じた部分があったのは事実だがそれは好みの問題な気がする 劇団 …
2019.10.22 清角克由
1985年初演の伝説の舞台は、2016年にコクーンで上演も蜷川幸雄さんの最後の企画作品として更に伝説が付加されました。その作品を唐組で初上演。若返り始めた劇団で、主役陣が懐かしい面々というのはいい面と悪い面がありましたが…
2019.10.19 清角克由
既に1ヶ月以上旅行から経ってしまったので、そろそろ一旦旅行のまとめをしておこうと思います。本当は四国を一周したいというのが当初の目的だったのですが、車を使わない旅行者にとって四国では電車で回るのは現実的でなく結果として、…
2019.10.14 清角克由
ほぼ全編子供たちの遊び場やその人間関係を題材にしながらも、テーマそのものは深淵でした。子供だからこそ持つ残虐さ、子供だからこその自由さ、不自由さといったものがうまく本にされていました。暗い話になりがちな中で、藤原竜也さん…