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[劇評]マシュー・ボーン「SWANLAKE」@オーチャードホール

劇団 マシュー・ボーン
題名 SWANLAKE
公演期間 2005/02/22~2005/04/27
演出 マシュー・ボーン
出演 Jose Tirado、Neil Westmoreland、Nicola Tranah、Alan Mosley、Sophia Hurdley、Gav Persand、コーディ・チョイ、デイヴィット・リース、ベン・ディクソン、ショーン・ウォルターズ、フランセスコ・ダスティシ、サミュエル・プラント、インラッド・ティンバーレイク、ジョー・コラサンティ、ニコラス・カフェツァキス、ドミニク・ノース、アシュレイ・ベイン、サイモン・ウィリアムス、ピーター・ファーネス、クリス・キーリー 、メリアム・ポーリアン、トレイシー・ブラッドリー、ピア・ドライヴァー、キャンディス・エヴァンス、エリザベス・ミシュラー、カースティ・マザー、ヘザー・レジス・ダンカン、リー・ダニエルズ 、コーディ・チョイ、デイヴィット・リース、ベン・ディクソン、ショーン・ウォルターズ、フランセスコ・ダスティシ、サミュエル・プラント、インラッド・ティンバーレイク、ジョー・コラサンティ、ニコラス・カフェツァキス、ドミニク・ノース、アシュレイ・ベイン、サイモン・ウィリアムス、ピーター・ファーネス、クリス・キーリー
劇場 オーチャードホール(渋谷)
観劇日 2005年4月27日(ソワレ)

楽日ということもあり、会場は大盛り上がり。 が、何よりも僕は筋がわかったということが大きかった。 女王役のNicola Tranahさんの遠近感のない演技(遠くから見ても、近くでも見ても同じ迫力の演技)に圧倒されました。

【ストーリー】

どうやら父王がいない王室の王子は、侍従の差し金で、町のハスッパな女性に魅入られる。女王とその彼女との間で悩む王子。街に出て、ダンスホールで踊る彼女を説得にいった彼は、彼女が、侍従から金を受け取る現場に出くわし、ショックをうける。公園で、悲嘆にくれる王子…白鳥たちが彼の周りを取り囲み、その美しさに癒され….(あってんのかなぁ、不安だ)

【感想】

とりあえず、頭から白鳥の湖の旋律が離れない!!誰かなんとかしてくれーー

座席が前回と変わって一階になったことで、より細かい部分まで白鳥の湖を堪能することができました。ある意味、二回見て、1回が全体を見渡せる3階の最後尾。もう一回が1階席というのはベストなポジションだったと思いました。1回目に演出を見たとすれば、今回は個々のダンサーを見ることができましたし。

前回追いきれなかった筋も、ダンサーの表情が見えることでより追いやすくなりました。

今回、筋を追っていると非常にシンプルながら、各役のドラマがしっかりしているストーリーだなと思いながら見ていました。

ちょっと、変な想像かもしれませんが、台詞を入れてやれば、月9のドラマになりそうな話とか思ってみてました。(王子の辺りを超大企業の御曹司とかにして….)

今回も、女王とガールフレンドは前回と同じ役者さんでした。Nicola Tranahさんは、近くで見ても遠くで見ても同じ迫力で迫ってくるすごいダンサーであることを実感しました。かなりお気に入りです。(どうしても女性キャストに目が行く哀しい性)

逆に、Swan役及び王子役は、前回とはまったく別のキャストです。王子役は、首藤さんに比べるとより頼りない感じの役になっていたとおもいました。相変わらず、Swan役の印象が強いです。
前回来日時は、スワン役をアダム・クーパーがやったという情報を持っていた為(前回見たときにはそのことを忘れていた)、今回は見ている時になんども、Joseのスワンをアダム・クーパーに置き換えて見てました。かっこよかったでしょうね。前回の熱狂の意味がわかった気がします。

東京楽日ということもあり、カーテンコールの最後は、金銀のリボンが、舞台の両奥サイド及び上から発射音とともに舞台上にひろがりました(こういうのをなんていうのでしょう。でっかいパーティクラッカーみたいな感じです)

 

[劇評]マシュー・ボーン「SWANLAKE」@オーチャードホール

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