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[劇評]ペーパーエキセントリックシアター「踊る!職業不安定所」@東京芸術劇場小ホール

小倉久寛さんの独り立ち公演となうっての初座長公演。小倉さん以外は若々しいメンバーを揃えて、ストリートダンスを随所に散りばめた意外に若々しい舞台。最後に他の役者と小倉さんが一緒に踊るダンスシーンは圧巻。

劇団 ペーパーエキセントリックシアター
題名 踊る!職業不安定所
公演期間 2008/04/30~2008/05/08
小野真一 演出 小野真一
出演 小倉久寛、植木豪、蘭香レア、平間壮一、鈴木和也、石田創、坂田直貴
劇場 東京芸術劇場小ホール(池袋)
観劇日 2008年5月3日(マチネ)

【ストーリー】

小倉さん扮する元タンス職人の男が、タンス職人をやめて新しい職場を求めて、ホストやSP、引越見積もり等を転々とする物語

 

【感想】

コント的なお芝居の集合作でした。どれも秀逸の出来で、小倉さんという役者さんを本当によくとらえてる作品だなとおもいました。各作品ごとに脚本の執筆者がちがうというのも飽きがこなくていい構成でした。笑いっぱなしの2時間でした。

 

引越やさんをテーマにした最後の作品は個人的にはお気に入りで、引越の見積もりにきてるつもりの小倉さんと借金の方に家財を見積もりにこられたと思いこんでいる夫婦とのかみ合うようでかみ合わない会話の成り行きが楽しかったです。

 

日替わりお楽しみキャストはヴォードビルの山口良一さん。No2とかでの共演経験もあってか気のはらない楽しい芝居を見せてくれました。

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