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[戯曲賞]劇作家協会新人戯曲賞は、らまのだの南出謙吾さん

年末になり、これから数ヶ月は、色々な演劇関係の賞のニュースが流れる季節です。

最近、鴻上尚史さんが会長に就任した劇作家協会の新人戯曲賞が発表されました。

らまのだ南出謙吾、第22回劇作家協会新人戯曲賞を獲得

劇作家協会新人戯曲賞は、1995年より日本劇作家協会が開催している戯曲賞。応募総数243本中、最終候補には5作が選出され、川村毅、鴻上尚史、坂手洋二、鈴江俊郎、佃典彦、土田英生、マキノノゾミが審査を行った。なお受賞者の南出には、正賞の時計および副賞の50万円が贈呈される。

錚々たる顔ぶれの審査員。それだけでも、賞の重みが感じられます。

川村毅さん、鴻上尚史さん、坂手洋二さん、鈴江俊郎さん、佃典彦さん、土田英生さん、マキノノゾミさんという錚々たる面々により、討議決定されると言うだけでもしびれますね。 劇作家協会のホームページを見ると、最終候補作や、一次選考通過作の一覧も載っています。見覚えの無い名前も、見覚えのある名前もあります。一応、一覧を以下に示します。(リンク先は、演劇感想文リンクです)

新人賞は、らまのだ南出謙吾さんの「触れただけ」でした。

最終候補作は5作品

『もものみ。』   守田慎之介さん (福岡県)
『プラヌラ』    高石紗和子さん (東京都)
『触れただけ』   南出謙吾さん (東京都⇒大阪府)
『カミと蒟蒻』   長谷川源太さん (京都府)
『the Last Supper』 太田衣緒さん (東京都)

 

一次選考通過は27作品

作品タイトル 作家
トーキョー・D 吉村健二さん
音埜淳の凄まじくボンヤリした人生 細川洋平さん
反復する、イクツカノ時間と、交わる、イクツモノ時間の中で、僕等にできる、イクツカノこと。 石田聖也さん
染谷歩さん
もものみ。 守田慎之介さん
るかわの砂漠 鈴木穣さん
プラヌラ 高石紗和子さん
ベイビー・マイン 高橋亜季さん
蛹のプシュケ カタ山裕子さん
赤ん坊を盗む。 大山鎬則さん
触れただけ 南出謙吾さん
Summer House After Wedding 清水弥生さん
カミと蒟蒻 長谷川源太さん
マインドファクトリー −丸める者たち 池内風さん
the Last Supper 太田衣緒さん
俺の酒が呑めない 古川貴義さん
放課後のユートピア 上村奈帆さん
トゥルムホッホ 渡山博崇さん
春をゆるして 柳生二千翔さん
ただ夜、夜と記されて 中村賢司さん
あのコのあのコト 坂本鈴さん
雪女 −密室の行軍 望月清一郎さん
最虚構都市 伊藤知咲さん
最後に歩く道 大西弘記さん
かけみちるカデンツァ 小野寺邦彦さん
MY SWEET BOOTLEG (2016) ハセガワアユムさん

正直、多くは初めて見るお名前でしたが、中には演劇感想文リンクの中でも出演者として名を連ねている方もいて、演劇界の新人勢なのかなぁと思いました。

今回で22回めというこの戯曲賞。過去の受賞作品もそのうちまとめたいと思います。
以下の雑誌で、受賞作品のみならず、最終候補作品が全て読めるようです。

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