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【恒例】2019年4月にWOWOWで放送される注目舞台

4月には、新しい作品もさることながら少し懐かしい舞台が多く放映されます。4月から始まるNHKの朝ドラにも多数劇団員が出演するTEAM NACS作品や、現在放映中の大河の脚本担当の宮藤官九郎さんと劇団☆新感線のタッグ作品など見逃せません…といいつつ私は、着々とハードディスクに未視聴作品が溜まっています…orz

目次

恒例の劇団☆新感線作品は、宮藤官九郎さん、堺雅人さんとのタッグ作品

ゲキ☓シネの作品が多数ある劇団☆新感線は毎月数本必ず放映されますが、今月は以下の3作品が上演されます

劇団☆新感線「蛮幽鬼」(2009年作品)

2019/4/11(木) 19:00放送

2009年09月に劇団☆新感線が新橋演舞場/梅田芸術劇場メインホールで上演した舞台「蛮幽鬼」のレビュー/劇評のリンク集です。この作品は、中島かずきさんの作品をいのうえひでのりさんが...
蛮幽鬼(2009) | 演劇感想文リンク - 演劇感想文リンク

私自身未見なのが悔やまれる堺雅人さんが参加した唯一の新感線作品。その他、上川隆也さん、稲森いずみさん、早乙女太一さんなどが出演

劇団☆新感線「朧の森に棲む鬼」(2006年〜2007年作品)

2019/4/12(金) 19:00放送

2006年12月に松竹が新橋演舞場で上演した舞台「朧の森に棲む鬼」のレビュー/劇評のリンク集です。この作品は、中島かずきさんの作品をいのうえひでのりさんが演出しています。16本の劇...
朧の森に棲む鬼(2006) | 演劇感想文リンク - 演劇感想文リンク

市川染五郎(七代目)(現松本幸四郎(十代目))が徹底的に悪役に徹した舞台。私も劇場でみましたが、印象に残っている舞台の一つです
阿部サダヲの演技も見ものです
私の感想は以下
市川染五郎に始まり、市川染五郎で終わった舞台。主役級をそろえながら、市川染五郎を中心にすえ、ぶれない脚本・演出であったことから3時間半に及ぶ時間を長いと感じない秀逸な出来になっていた。 劇団 松竹 題名 朧の森に棲む鬼 公演期間 2006/12/29~2007/01/27 作 中島かずき 演出 いのうえひでのり 出演 市川染五郎、阿部サダヲ、、、田山涼成、高田聖子、秋山菜津子、粟根まこ
[劇評]松竹「朧の森に棲む鬼」@新橋演舞場 | 演劇とかの感想文ブログ - 演劇とかの感想文ブログ

劇団☆新感線「蜉蝣峠」(2009年作品)

2019/4/13(土) 17:00放送

2009年03月に劇団☆新感線が赤坂ACTシアターで上演した舞台「蜉蝣峠」のレビュー/劇評のリンク集です。この作品は、宮藤官九郎さんの作品をいのうえひでのりさんが演出しています。7...
蜉蝣峠(2009) | 演劇感想文リンク - 演劇感想文リンク

え、10年も前の公演?とちょっと驚きました。
当時も話題になった劇団☆新感線☓宮藤官九郎の第2弾作品です

朝ドラ出演多数!TEAM NACS作品もラインナップ

音尾琢真さん、安田顕さん、戸次重幸さんと5人のメンバー中3人もが次回のNHK朝ドラ「なつぞら」に出演するTEAM NACS(北海道舞台のドラマだからでしょうか)
日本一チケットが取れない劇団として有名ですが、その作品も放映されます

「「TEAM NACS」3年ぶり本公演「悪童」、全国6万枚のチケットが即日完売!」3年ぶりの本作では、初めてめて外部の演出家マギーさんと脚本家古沢良太さんを呼んでの全国公演とのことです。TEAM-NACSは、北海道の劇団で、北海学園大学の演劇研究会から生まれた劇団です。地方ローカルの劇団がここまで、全国的に名が知れる例はあまり聞いたことがありません。(大阪出身の劇団としては、劇団☆新感線とか、維新派とかありますが...大阪をローカルというのはちょっと違う気がします)劇団出身者が、テレビや映像でひっぱりだこなのも、やは...
日本一チケットの取れない劇団!?TEAM-NACSとは何者か - 演劇とかの感想文ブログ

TEAM NACS「LOOSER〜失い続けてしまうアルバム〜」(2004年作品)

2019/4/28(日) 14:30放送
チケットとれないので、演劇感想文リンクに公演情報があがっていませんorz

TEAM NACS「COMPOSER〜響き続ける旋律の調べ〜」(2005年作品)

2019/4/29(月) 15:00放送

三谷作品は、幕末から明治期の日本人を描いた2作品

PARCO劇場「彦馬がゆく」(2002年作品)

2019/4/18(木) 21:00放送

2002年01月にPARCO劇場がPARCO劇場/ル テアトル銀座/シアタードラマシティで上演した舞台「彦馬がゆく」のレビュー/劇評のリンク集です。この作品は、作/演出ともに三谷幸...
彦馬がゆく(2002) | 演劇感想文リンク - 演劇感想文リンク

僕も見に行きました
時代劇、暗転の多様など、今までに見た三谷作品とは違う雰囲気の芝居。しかし、休憩を挟んで3時間半にいたる舞台は、テンポもよく、計算されつくされた物語で、見ていて時間を忘れた。 劇団 PARCOプロデュース 題名 彦馬がゆく 公演期間 2002/01/08~2002/03/31 作/演出 三谷幸喜 出演 筒井道隆、酒井美紀、伊原剛志、松金よね子、小日向文世、松重豊、梶原善、阿南健治、温水洋一、本間憲一
[劇評]PARCO「彦馬がゆく」@PARCO劇場 | 演劇とかの感想文ブログ - 演劇とかの感想文ブログ

PARCO劇場「ペッジ・バートン」(2011年作品)

2019/4/28(日) 10:30放送

2011年06月にシス・カンパニーが世田谷パブリックシアターで上演した舞台「ベッジ・パードン」のレビュー/劇評のリンク集です。この作品は、作/演出ともに三谷幸喜さんがしています。7...
ベッジ・パードン(2011) | 演劇感想文リンク - 演劇感想文リンク

私も見ました!

5人ですべてやっているというのが信じられないくらいの登場人物。11役という浅野さんの柔軟性に感服。深津さんのカックニーを日本語にした不思議な言葉が途中からとても心地が良い。かわいさにニコニコ。三谷さんの演出と脚本に感動。「adsense]劇団シス・カンパニー公演期間2011/06/07~2011/07/31演出三谷幸喜作三谷幸喜出演大泉洋、浅野和之、深津絵里、野村萬斎、浦井健治5人ですべてやっているというのが信じられないくらいの登場人物。11役という浅野さんの柔軟性に感服。深津さんのカックニーを日本語にした不思議な言葉が途中...
シス・カンパニー「ペッジバードン」@世田谷パブリックシアター - 演劇とかの感想文ブログ

深津絵里さんの可愛さや野村萬斎さんの苦悩する漱石像も見ものですが、なんといっても浅野和之さんの変幻自在さが素晴らしい作品です

野村萬斎さんといえば、以下の作品も放映されます(三谷作品ではなく、井上ひさし作品)

こまつ座「シャンハイムーン」(2018年作品)

2019/4/4(木) 21:00放送

2018年02月にこまつ座が世田谷パブリックシアターで上演した舞台「シャンハイムーン」のレビュー/劇評のリンク集です。この作品は、井上ひさしさんの作品を栗山民也さんが演出しています...
シャンハイムーン(2018) | 演劇感想文リンク - 演劇感想文リンク

その他、シェイクスピア、串田和美、松尾スズキに下町軽演劇

だいぶまとめ方が雑になってきてしまいましたが、その他の注目作は以下の通り

彩の国シェイクスピア・シアター「アテネのタイモン」(2017年作品)

2019/4/2(火) 21:00放送

2017年12月に彩の国シェイクスピアシアターが彩の国さいたま芸術劇場で上演した舞台「アテネのタイモン」のレビュー/劇評のリンク集です。この作品は、ウィリアム・シェイクスピアさんの...
アテネのタイモン(2017) | 演劇感想文リンク - 演劇感想文リンク

蜷川幸雄亡き後、いまだに続くシェイクスピア全作品上演企画の一作です

シアターコクーン「メトロポリス」(2016年作品)

2019/4/16(火) 23:00放送

2014年08月にシアターコクーン/Bunkamuraがシアターコクーンで上演した舞台「炎立つ」のレビュー/劇評のリンク集です。この作品は、高橋克彦さんの作品を栗山民也さんが演出し...
炎立つ(2014) | 演劇感想文リンク - 演劇感想文リンク

往年の名作SF映画を串田和美さんの手で舞台化した作品。昨年WOWOWで放映されたときに僕も見ました

出演者/題材ともにとても魅力的だった舞台であるにも関わらず見逃した舞台をWOWOWで観劇しました。当時どうにも足を運ぶのに躊躇した要因は、思ったどおりでしたがそれ以上に出演者の演技が素晴らしく、劇場に足を運ばなかった事を少し後悔しました劇団シアターコクーン/Bunkamura題名メトロポリス公演期間2016/11/07〜2016/11/30作加藤直演出串田和美出演松たか子 :マリア/パロディ森山未來:フレーダー飴屋法水 :どこにもイヌ丸佐野岳 :若い衆大石継太 :シュラン/ゲオルギ趣里 :カムロさとうこうじ:ウワノソラ/九月(セプテ...
シアターコクーン「メトロポリス」@WOWOW視聴 - 演劇とかの感想文ブログ

日本総合悲劇協会「業音」(2017年作品)

2019/4/25(木) 24:30放送
(=26日(金) 0:30放送)

2017年08月に日本総合悲劇協会が東京芸術劇場シアターイーストで上演した舞台「業音」のレビュー/劇評のリンク集です。この作品は、作/演出ともに松尾スズキさんがしています。5本の劇...
業音(2017) | 演劇感想文リンク - 演劇感想文リンク

これまた昨年WOWOWで放送されたときに見ました

大人計画の作品を初めて観劇しました(WOWOWで放映されたものの録画視聴ですが)噂に聞いていた独特の世界感を感じることができました前回上演時に荻野目慶子さんがされた役にかかんに挑んだ平岩紙さんの演技が、最初は不安を感じていましたが、後半には凄みを感じさせるものがありました劇団日本総合悲劇協会(大人計画)題名業音公演期間2017/08/10〜2017/09/03作松尾スズキ演出松尾スズキ出演松尾スズキ:堂本こういち(自殺願望をもつ)平岩紙:土屋みどり(演歌歌手)池津祥子:ぽんた(堕落兄妹・妹)伊勢志摩:杏子(こういち妻)宍戸美和公:...
[劇評]日本総合悲劇協会「業音」@WOWOW視聴 - 演劇とかの感想文ブログ

独特の世界感を感じる作品です(大人計画デビュー…遅い)

熱海五郎一座「消えた目撃者と悩ましい遺産」(2017年作品)

三宅裕司さん率いる東京の笑いにこだわる軽演劇。藤原紀香さんをゲストに迎えた作品ですが、演劇感想文リンクに感想はありません…orz

以上 2019年4月のWOWOWで放送される注目の舞台でした!



冒頭に書いたようにそろそろテレビ録画用のハードディスクの残量がやばい…私ですが、WOWOWは思った以上に気になった作品を毎月やっているので演劇フリークでも十分楽しめます

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