毎週、こちらのブログでは、週間の演劇感想文リンクのアクセス数のライキングを発表しています。また、ツイッター(@kansolink)では、その週の前30日間(月間)のアクセスランキングも発表しておりますが、年末ということもありますし、年間のアクセスランキングを発表してみようと思います。(タイトルに【恒例】と付けましたが、まだ恒例化できていません。来年からも恒例にしていければなと思っています。)
年間ということで、いつもは12位までの発表にとどまっていましたが、48位までを抽出してみました。
尚、集計期間ですが、今年の1/1〜12/29日までの期間になっています。
今年のアクセスランキング(第1位〜第12位)
- 第七病棟「ビニールの城」
- 野田地図(NODA・MAP)「逆鱗」
- シアターコクーン/Bunkamura「元禄港歌ー千年の恋の森」
- PARCO劇場「星回帰線」
- 阿佐ヶ谷スパイダース「はたらくおとこ」
- ホリプロ「娼年」
- 財団法人静岡県舞台芸術センター(SPAC)「三代目、りちゃあど」
- 劇団文化座「三婆」
- ジャニーズ事務所「Endless SHOCK 2016」
- PARCO劇場「恋と音楽」
- 東京乾電池「ただの自転車屋」
- シアターコクーン/Bunkamura「ビニールの城」
トップは、石橋蓮司さん、緑魔子さんの劇団第七病棟が1985年に行った「ビニールの城」の劇評ページでした。翻訳家としても有名な松岡和子さんの劇評があり、「ビニールの城」の初演時の様子を伺うことができました。今年は、シアターコクーンで蜷川幸雄演出(予定/代役は金守珍)では、「ビニールの城」が再演されるにあたり、公演の始まる前から長期間に渡って、このページにアクセスが集中しました。
肝心の、今年上演された版の劇評集は、12位に食い込んでいます。
上位12位の中で、もうひとつ今年上演されていない舞台は、第10位のPARCO劇場の「恋と音楽」ですが、これは稲垣吾郎さんの出演した
2012年の舞台です。昨年、稲垣さんは話題作「No.9-不滅の旋律」でベートベン役で好評だったのですが、残念ながら演劇感想文リンクには、その公演の感想がなく、稲垣吾郎さんを検索で来た方が、この公演の劇評ページを見ていかれたのだと思います。
今年のアクセスランキング(第13位〜第24位)
- ホリプロ「Tell Me on a Sunday サヨナラは日曜日に」」
- 新国立劇場「焼肉ドラゴン」
- 新国立劇場「たとえば野に咲く花のように」
- ホリプロ「イニシュマン島のビリー」
- サンライズ・プロモーション「キンキーブーツ」
- シアターコクーン/Bunkamura「ゴーゴーボーイズ ゴーゴーヘブン」
- 新国立劇場「パーマ屋スミレ」
- 彩の国シェイクスピアシアター「尺には尺を」
- 東宝「1789−バスティーユの恋人」
- 新国立劇場「パーマ屋スミレ(再演)」
- CUBE「8月の家族たち August:Osage County」
- シス・カンパニー「遊侠 沓掛時次郎」
再演があると、前に行われた際の公演の劇評ページにアクセスが集中するのは、この演劇感想文リンクの特徴です。新国立劇場の「パーマ屋すみれ」 は、今年鄭義信さんの舞台を3本連続でやると言うことで再演されたうちの一本でした。
蜷川幸雄さんのがおなくなりになったこともあり、その最後の演出作品である「尺には尺を」も注目を集めた年でした。
2016年のアクセスランキング(25位〜48位)
- CUBE「ヒトラー、最後の20000年〜ほとんど、何もない〜」
- アミューズ「キンキーブーツ」
- PARCO劇場「レティスとラベッジ」
- シアターコクーン/Bunkamura「るつぼ」
- 劇団☆新感線「乱鶯」
- 東宝「雪まろげ」
- PARCO劇場「母と惑星について、および自転する女たちの記録」
- PARCO劇場「レミング ー世界の涯まで連れてって—」
- 青年団「ニッポン・サポート・センター」
- 地球ゴージャス「The Love Bugs」
- 東宝「エドウィン・ドルードの謎」
- モダンスイマーズ「回転する夜」
- 新国立劇場「焼肉ドラゴン」
- 唐組「秘密の花園」
- 二兎社「書く女」
- 神奈川芸術劇場「夢の劇−ドリーム・プレイ」
- シェイクスピア・シアター「尺には尺を」
- 東宝「ジャージー・ボーイズ」
- 世田谷パブリックシアター「原色衝動 パラダイスでインパルス」
- 青年団リンク ホエイ「麦とクシャミ」
- TBS「ライ王のテラス」
- PARCO劇場「ツインズ」
- 東京乾電池「海辺のバカ」
- ホリプロ「熱海殺人事件」
今年、演劇感想文リンクに新たに載った公演は、各月ごとに以下の本数となりました。(公演開始日が属する月で数えています)
年月 | 公演本数 |
---|---|
2016年1月 | 63本 |
2016年2月 | 62本 |
2016年3月 | 54本 |
2016年4月 | 64本 |
2016年5月 | 69本 |
2016年6月 | 88本 |
2016年7月 | 69本 |
2016年8月 | 65本 |
2016年9月 | 80本 |
2016年10月 | 91本 |
2016年11月 | 54本 |
2016年12月 | 38本 |
この辺も、経年変化をそのうち記事にできたらと思います。
明日は、劇団編のランキング、来週月曜日(1/2)は、人物編のランキングを発表したいと思います。