車を運転しないため、このブログの旅行記の記事は基本、公共交通機関+徒歩でいけるところが中心でしたが、今回は友人が車を運転してくれるということで、普段はいけないような米子の名所を回ることができました。感謝🙏💕m(_ _)m
目次
絶景の米子城跡
米子城は、城こそありませんが米子を見渡せる山城です。
↑の看板によれば、吉川広家による築城を伯耆藩中村一忠が引き継いで完成させた城とのこと。近世まで城は残っていたそうで、明治期になって解体された城とのことです。案内してくれた友人の弁によれば、解体されたお城は銭湯の燃料になったとか(モッタイナイ🤣)
そのせいか、城の城壁などはかなりしっかり残っていて、往時の威容を伺うことができます。
頂上(!?)付近には、広場があり、海も見渡せるほどの高さ。山城でありながら、宍道湖にも隣接する海上交通へのアクセスもあり特徴的なお城だということを実感しました
当初登った登山口とは別の登り口の付近は大規模な発掘調査中。つい最近までは米子の野球場(米子市営湊山球場)があったそうで、そちらを解体後に今は公園整備のための発掘調査が行われていました
大山は雪だった….なんかおしゃれな山ですね
大山に行ったのは子供の時いらいなので、実に40年ぶりくらいに来たことになります。
前回は、「行った」という記憶はあるものの何も覚えておらず、事実上今回が初「大山」でした。(ちなみに、大山は「だいせん」と読みます。これ、関東だとたまに通じない😂)
結構、車であがったところに駐車して、山道を上がっていきますが舗装された立派な道路をすすみます。山を登っている感はあまりありません
mont-bellがショップを開いていたりして、ここは代々木上原?(イメージです)とか思ってしまいました😊
おしゃれなパン屋もありました(味噌パンを買い、帰りの電車でいただきました)
大山寺と大山神社
大山は、お寺と神社が隣接してあります。昔はいわゆる神仏習合でひとつだったものが分割されたようなものなのかもしれませんが、登っていくと二手に分かれた道があり、左に行くと神社、右に行くとお寺という感じになっています。
神社方面は、ぱっと見いけそうですが、奥の方は雪が積もっていて到底たどり着ける感じはなくあきらめました
って、めっちゃ雪つもってます!
果敢にも前方を進む友人の足が雪に埋もれています。実際は、踏み固められているところが多く、それほど悲惨なことにはならなかったのですが、それでも注意深く進まないと何度か足が、ズボッとハマります
周りを見渡すと、かなりの積雪量。季節が3月下旬であることを考えると標高の高さと日本海側の雪深さを実感しました
次は、雪のない時期にまた訪れたいと思いました
古民家を改装したお店でいただくそばが絶品
お昼は、少し早めに11時くらいに古民家を店主のかた自らが改装したという八郷の里に伺いました。開店15分くらい前に到着し、車の中で待機(車って便利🤣)していると、開店前にぞくぞくと車が集まってくるという人気店、11時に開店したらぞくぞくとお客さんが来店します
外見とは打って変わって、店内はとてもきれいに改装されており、春だというのにまだ暖かいストーブが嬉しい気温でした(ずっと☂だった😒)
一瞬置物かと見紛った猫も寒そうに外を眺めてました
案内してくれた友人によれば、米子でもそばは結構食べられるとのこと。広島あたりではあまりそばを食べる文化はないので、山(中国山地)を超えるだけで結構食文化の違いはあるのかもしれません。そういえば、昔、出雲に初詣に行った際も出雲蕎麦を食べました。山陰地方ではそばがメジャーなのかもしれません
今回は、漬け卵めしがついたセットをいただきました
漬け卵がご飯にトッピングされたものに、手打ちのお蕎麦と小鉢、デザート付き。
そばも含めすべて美味しくいただけました
美保神社と海の絶景
車を飛ばして、島根県松江にある美保神社まで移動しました。
米子は鳥取ですが、前日の木次線で広島→島根に入り、山陰本線で島根→鳥取と移動していたのですが、再び島根に再入国。米子と松江の近さを改めて実感しました
近くにJRの駅があるわけでもなく、友人の車がなければこれそうもない場所です
美保神社は、事代主命(えびす様)を祀った神社です。全国にある「えびす様」を祀った神社の総本社にあたります
出雲大社にも近いことから、このへんは出雲の神様に縁のある古い神社が多く、この神社も8世紀の出雲風土記にもその名前が出ている由緒のある神社です
出雲大社でも見た(かつ、前日にも出雲横田駅で見た)大きなしめ縄に出迎えられます
現在大改修中とのことですが、歴史ある神社は興味深いものでした。
すぐわきには、青石畳み通りという歴史のありそうな参道があります
なんかのアニメ(神在月の子供)とコラボしているようで、参道にはアニメキャラが並んでいました
美保の崎にて荒れ狂う海を堪能
天気がかなり悪く美保の崎という展望台まできたものの海があれています。
天気が良ければ、絶景が見れたようですが…残念
とはいえ、荒れ狂う海というのもなかなか見応えがありました
美保の崎は、いわゆる国引き神話の地で、北陸からひっぱってこられたと言い伝えられる地です。ま、引っ張ってくるのは現実的に無理だとは思いますが、北陸地方との縁が深い地だったのかもしれません。
ベタ踏み坂は、見た目が命
最後に友人は、テレビCMで有名になった「ベタ踏み坂」に連れて行ってくれました。
こちらのCMですね。
もう、8年も前のCMで、車に興味がない私ですが、豪華な出演陣の組み合わせもありかすかに覚えています。そのCMの舞台となったのがこの坂だったようです
というわけで連れて行ってもらったのですが、ベタ踏み坂は、(運転をして入れば別かもしれませんが)乗ってる限りにおいて必ずしもすごく急な坂を登っているという印象は持ちませんでした
確かに、かなりの急勾配。近くに寄って撮れなかったのが残念ですが、いい経験でした
帰りは、特急やくも!!
色々案内してもらったおかげで、米子を出るのが少し遅くなり、さすがに青春18きっぷだけで、その日のうちに家に帰るのはつらくなりました
そのため、ワープを決行。
特急やくもで倉敷まで移動しました!🚆
伯備線に乗るのははじめてではありませんが、やくもに乗るのは初めて。
しかも、2022/3/19から期間限定で復活した国鉄カラーのやくもに乗車することができました
快適なワープの末、倉敷から家までは無事青春18きっぷを利用して移動することができました
(ちなみに、この列車が特別だということは、帰宅後に知りました。どうりで、列車の写真撮っている人が多いわけだ…)
JR西日本は19日、運転開始50年を記念して国鉄時代の外観に復元した特急「やくも」の出発式を出雲市駅(島根県出雲市)で開いた。やくもは山陰地方と岡山を結ぶ特急。2024年春以降に予定される新型車両導入まで1日2往復する。 JR西によると、やくもは1972年に岡山-出雲市間などで運転を開始。現行車両の「381系」は82年にデビューした。この日、クリーム色に赤のラインが入った「国鉄色」が復活した。 国鉄時代の特急「やくも」復活/デイリースポーツ online - デイリースポーツ online |
あいにくの雨で、色々見逃したものも多いですが、それは今後に再訪にかけるということで、今回はとても楽しく旅ができました!