2019年に、カンボジア旅行にいって、はや5年。前回の反省を生かしたのは、日本にいるときにGrabアプリをちゃんとインストールしておいたことでした。(前回は、SMS認証が必要なアプリをSMS認証可能な国内にいるあいだに何もインストールしておらず、使えませんでした)
Grabは、クアラルンプール観光でも、プノンペン観光でも大活躍をしてくれた現地の配車アプリでした。その使用実感をブログにまとめます
目次
Grabとは
Grabは、東南アジアで広く利用されている配車サービスで、シンガポールに本社を置き、多くの国々でそのサービスを展開しています。このサービスは、タクシーやプライベートカー、さらには配達サービスなど、様々なオンデマンド輸送サービスを提供しており、特にクアラルンプールやプノンペンなどの都市では、多くの人々にとって不可欠な存在となっています
日本では、UberやGoなどの配車アプリがありますが、あちらはタクシーのみを対象としたアプリであるのに比して、Grabは普通の方がプライベートカーで運んでくれます。とはいえ、今回使ってみてわかりましたが、普通のタクシーとそんなに乗車した感じが違うわけではありません
Grab利用した感想
日本でも、配車アプリを利用していて、利用感はそんなに違わないと感じました。一方で、価格は圧倒的に安く、5分くらいの移動であれば気軽に利用してしまいました。
クアラルンプールには、地下鉄、モノレールなどが発達しており、それをうまく使えれば移動コストも安くつくかもしれないのですが、走っている本数が少ない路線や乗り換えの把握に時間がかかるため、Grabを利用した移動が多くなりました
一方で、かなり使い込んだ(4日間の滞在で、20回以上乗っていた)結果、わかったデメリット、注意点があります
待ち時間が長い!
あまり時間帯関係なく、かなり待ち時間が多かったというのが、今回のGrabを利用した中で一番印象に残っている感想です
5分乗ればつくところにいくための、車の待ち時間が15分なんてことはしょっちゅうで、移動時間の読み誤りがかなりありました
(観光地を巡っているときに、気づけば時間がたっていて、入館時間に間に合わないなんてミスも犯しました)
以下は歴史建築巡りを画策していった「スルタンアブドゥルサマドビル」の入り口
時間をオーバーしてしまい入場できませんでした
値段がびっくるするくらい上がることがある
これ、観光客だとピンに来にくいのですが、天気や時間帯によって同じ距離でも5倍位は平気で値段が変わります
勿論、高くても乗せてくれれば御の字という部分もあるのですが、例えば雨がふっているときに、観光地とかにいると来た道を戻るはずが、5倍位の値段になっていて驚くということもありました
Grabを乗る場所の選択は大事
Grabは、基本的には今いる場所に呼べるサービスではあるのですが、それなりにわかりやすい場所にしないと結構こまります。
また、Grabのアプリが今立っている場所の近くの場所を自動的に推薦してくることがあり、ぼーっと予約すると自分がいる場所とは全然違う場所にGrabがきてしまい、慌てて移動するということもあります(夜酔っ払って呼んで私はこれをやらかした)
観光地や主要なビルなどは、このような乗降ポイントが看板が立っているので、これが見つけられるのであればその辺で待つのがベストです
私はある夜に、どこで呼ぶべきか迷いに迷って結構さまよい歩いてしまったりしました😭
基本的には、広い道路(道が狭くて入ってきにくい場所だとやはりGrabが来るのが遅れます)で、できれば目立つ建物(ホテルとか、デパートとか)の前で待つのが吉だと、クアラルンプールを離れる頃に会得しました
(本当は近くの渋滞ポイントとかまで意識するといいらしいですが、ツーリストには敷居が高い)
プノンペンではまた違う
Grabは、東南アジアでは広く展開されており、今回旅行で訪れたマレーシアのクアラルンプールだけでなく、カンボジアのプノンペンでも利用することができました(カンボジアは今のところ、プノンペンとシェムリアップのみ展開)
車だけではなくトゥクトゥクも呼べる
私は、カンボジア旅行は2度めでした。前回もそうですが、市内のちょっととした移動はタクシーよりもトゥクトゥクが便利です
前回は、アプリを使わず、路上に待機しているトゥクトゥクに声をかけて移動してましたが、Grabではトゥクトゥクを予約できるので、今回は全てGrabでトゥクトゥクを呼んで利用しました
待ち時間が圧倒的に少ない
おそらく需給の関係ですが、プノンペンでトゥクトゥクを呼んだ場合、5分程度でトゥクトゥクはやってきます
ただ、ほとんどの街角には、すでに待機しているトゥクトゥクがいるプノンペンでは、5分とはいえ、待つ必要があるのは少しストレスかもしれません
ただ、自分の行き先をアプリ上で設定できること、クレジットカードで決済できることは安心感が高いので、私は今回はGrabだけを利用しました
(前回、シェムリアップでは、2ドル程度の距離で移動したときに、現金で2ドル用意できず、5ドル札をだしたら、お釣りがないと言われて、お釣りをもらえなかったこともあり….現金を揃える手間を考えました)
アプリ上の経路通りに走らない
これ、トゥクトゥク限定かもしれませんが、走っている間にアプリ上で表示されたルートと異なるルートを通ることがプノンペンでは多かった気がします
ただ、私がラッキーだったのか、遠回りされたということはなく、たいがいは少し早めに着いたりしたので、運転手の判断が正しいと思いました。トゥクトゥクの交通ルールが自動車に比べてゆるいようにも感じました
そして、風を切って走るのはやはり気持ちよいです!
Grabは、東南アジア観光では必須ツール
マレーシア、カンボジアで利用しただけですが、今回の旅でGrabは観光の必須ツールだと実感しました
旅行に行く際は、インストールしてでかけましょう!