神戸に滞在時間が限られていたため、本当に三宮駅から徒歩圏の観光地をめぐりました。地元のバーで教えてもらった定番でしたが、楽しめました。三宮駅周辺で概ね4時間~で巡れる観光地です
目次
神戸異人館(所要時間2時間)
三宮駅の北口から歩くと北野の街に神戸異人館が点在します。全部は見て回りませんでしたが、主要なところは回ったと思います。
風見鶏の館
後述の萌黄の館とセットで 入館料650円
私は知りませんでしたが、風見鶏の館というのは、NHKの朝ドラで「風見鶏」というドラマの舞台になった洋館です
レンガ造りの雰囲気のある建物です
中には、ドラマのポスターと主演女優さんの新井晴みさんのサイン色紙も飾られています
この館の部屋は、いかにもドイツの裕福な貿易商人の家という感じでとても、幸せに暮らせたのかなと思っていましたが、この建物の主であったトーマス氏は、第一次世界大戦の影響で、故国に戻ったきり日本に戻れなくなっていしまいあまり幸せな生涯の終わり方ではなかったようです
そんな彼女の一家の一人娘エリザさんが、上記のドラマきっかけでドイツで生きてらしたことがわかり日本に何度も来日したという話があり、 正直、こっちのほうが朝ドラにしたら受けるんじゃ…というくらいドラマティックな話に感動しました
萌黄の館
正直、風見鶏の館とセットでなかったら入らなった気がします。
こちらは、グリーン色のきれいな館です(元々白かったのを改修時に色を買えたようですが)
アメリカ人総領事から日本の実業家の方が買ってしばらく住んでいたということで、内部はとてもきれいでした
なんか色々な映画のロケ地になっているようで、大量の色紙が…
確かにフォトジェニックな丁度や赤い絨毯の敷かれたバルコニーなど、絵になりそうな部屋が多かったです
私自身が撮った写真がいまいちなのは、 純粋に写真家の腕の問題ですorz
オランダ館
オランダ館、デンマーク館、オーストリア館のパスポート購入で1300円
実は、三宮駅の北口を出て異人館に向かう北野坂を登ろうした矢先に3館を同時に巡れる共通パスポートを売ってました。
なんか、結構手前で売っているしこれはお得かもと思い買いました(1300円)
別々に買うより400円くらいお得です
ただし、ここの異人館の受付でも普通に売ってるので慌てて買う必要はまったくありませんでした
とりあえずそのパスポートで巡れる異人館の一つがオランダ館です
中には、オランダ総領事の家だったということで、オランダ家具で統一された丁度を見ることができました
ちなみに(他のパークでもあったのですが)、なぜか外国貨幣(日本のも)が多数放り込まれているスーツケースが。
お賽銭か!?と思わず突っ込みつつ写真をパシャリ📷
デンマーク館
デンマーク館は、複数の異人館のあった跡地にたっているテーマ館というものです
中には、1階から2階につきぬけるバイキングの船 (ここにも何故かお金が放り込まれている….)
とアンデルセンについての展示が見ることができます。
アンデルセンはともかく、ヴィンランド・サガという漫画でデンマークのある一時期のヴァイキングの歴史を読んでいたワタシ的には結構見どころのある展示でした
オーストリア館
オーストリア館は、ハプスブルグ家の歴史やモーツァルトの生涯などを知ることができるテーマ館でした
印象に残ったのは、そのいずれでもなく以下のサルの彫刻
え!?、ヨーロッパに独自の三猿が…と思いましたが説明を読むとオーストリアの芸術家が日本の東照宮の三猿を参考に、当時の政治家を風刺する目的で作ったとのこと。四番目は、「もらいざる」です
建物の前には、カフェがあります
コーヒーももちろん飲めますが、オーストリアのビールが飲めるということで当然ながら、ビールをのみました。
神戸布引ハーブ園(食事時間込 1時間30分)
入場料はロープウェイ往復良込み1500円
異人館から徒歩10分ほどで、新神戸駅の近くにあるハーブ園山麓駅到着します。
そこからロープウェイに乗ると神戸布引ハーブ園に行けます
夜景スポットとしてガイドブックには記載されていますが、昼間乗ってもロープウェイからの景色は素晴らしいです
途中には、滝も見ることができます
この辺は、ガイドブックに沿って夜に行っていたら逆に気づかなかったかもしれません。
そして、ロープウェイで登った場所からみる景色も素晴らしい。思わずインスタにつぶやきました
ちなみに、ランチもこちらで。パスタを主体に、ビュッフェ形式で副菜が選べ、ハーブティーが飲み放題という感じでした
あまりハーブというものに普段触れることがない身なので十分に楽しめたかどうかは謎ですが、ハーブの様々な効用が説明してあるパネルなどあり見どころはたくさんありました。
ラベンダーの香りなのですが….個人的には香りが気になって眠れませんでした…
中華街(南京街)
元々、神戸に来たのはジャンボフェリーに乗りたかったからだったのですが、もう一つの目的は中華街でした
というわけで、到着日の夜は中華街でご飯を食べたのですが、こちらは昼来ても色々食べ歩けて楽しいとのこと(時間の関係で、今回はいけませんでしたが)
上記の情報は、「書庫バー」のマスタに教えてもらいました(謝謝)
ほぼノープランで神戸に来たのに上記の異人館/ロープウェイをおすすめしてくれたのは、中華街の中華料理を食べた後でグーグル先生に「近くのバー」で検索をかけて出てきたお店にフラッと入って教えてもらいました。
そのお店は、「書庫バー」というお店で名前の通り店の中は所狭しと本が積まれている不思議な空間でした
アットホームな感じのお店で、まったく地元民でない私たちも気兼ねなく飲むことができて、上記の「定番で近場の観光スポット」という質問にも快く答えてくれました。
当日は、臨時バーテンダーによる営業日で、少々バタついていたのも(傍目には)楽しかったです
なぜか、お店の常連の女性が作ったという肉じゃがもおすそ分けを頂きました。関西では牛肉なんだなぁやっぱり
一人でふらっと来て、ワインかカクテルを飲みながら、所狭しと置かれている本を読み耽るという時間が過ごせそうな場所で、東京にあれば又行きたくなるようなお店でした
★★★☆☆3.04 ■予算(夜):~¥999 書庫バー (旧居留地・大丸前/バー) - |
上記食べログのページだともう少し店内の様子がわかります(流石にお客さんが多かったので、パチパチ写真とれなかったので、看板と飲んだワインくらいしか写真にとれませんでした
以上 時間のない神戸旅行者のための定番観光地3選(超私的版)の記事でした
今度はゆっくり行きたい街です。