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しなの鉄道「ろくもん」攻略マニュアル[北信州旅行記①]

しなの鉄道の「ろくもん」に乗りました。話題の豪華寝台列車「ななつ星」のデザインでも知られる水戸岡鋭治さんのデザインの豪華列車です。寝台列車に乗る長旅は時間的にも金銭的にも難しかったですが、手軽に豪華列車の旅を楽しむとても良い経験でした。チケット確保や、車内の様子、食事などについて記事にします。

目次

ろくもんとは

しなの鉄道が運行する豪華食事付き列車です。

長野の観光列車「ろくもん」。長野県の豊かな自然と美食を堪能する旅をぜひお楽しみください。
ろくもん | 長野県の自然と美食を堪能する列車の旅 - 

自然と文化に恵まれた軽井沢から
歴史の街・上田や善光寺のお膝元・長野まで
しなの鉄道に懐かしくて新しい、楽しい列車が登場します。
こどももおとなも楽しめる空間に、信州の山の幸を堪能できる食堂車。
信州の木のぬくもりを乗せ、高原の風と共に観光列車「ろくもん」が走り抜けます。

「食事付き列車」と上記では簡単に紹介してしまいましたが、プランが幾つかあって夜景が楽しめるワイン中心のプランや、食事なしで乗るプランなど色々あります。僕は、軽井沢→長野の洋食を食べながら旅するプランを選択して乗り込みました。

予約は2ヶ月前から

予約は2ヶ月前から可能です。僕は9月23日(土曜日)出発便を7月27日に予約しましたが、人気の時期だったのか予約できたのは最後の二席だったため、座席はほとんど選べませんでした。後述しますが、景色はその席からも楽しめますが、社内で動きにくかったりする席もあるので、選べるのであればしっかり選んだほうがより旅は楽しめます。

最近は、ネット予約もできるので、予約そのものはとても簡単でした。

約1週間前に、チケットが郵送されてきます。最近旅行予約は、予約をした時のメールだけで確認なんてことが多いので、こんな手紙でチケットがやってきたのは新鮮でした。

列車の中の内装はとても素敵で、期待通りでした。

内装はとても綺麗で、信州の木をふんだんに使ったデザインが素晴らしいです。

出発すぐにコースが開始。朝食は食べないで乗るべきでした。

10:40出発便ということと、前泊した軽井沢のホテルに朝食がついていなかったこともあり、駅で軽く朝食(ワッフル+コーヒー)を食べて乗車したのですが、激しく後悔しました。

3時間近くの長旅ですし、到着が13時過ぎということから、食事が本格的に始まるのは乗ってしばらくしてからだろうと高をくくっていたのですが、発車してすぐにコースが始まりました。

飲み物の選択(ビール、ワイン、シードル、ソフトドリンクから選択)。僕は地元のビールを選択。「赤備」という社内限定ビールは、濃い味の黒ビールっぽい味で好みでした。


その後、パン、前菜、ご飯までは続けざまにサーブされました。どれも美味しくて食べでがあったこともあり、朝食食べてなければ、もっと楽しめたのに…と感じながら食べました(完食しましたが)

途中乗車は出来ませんが、途中駅には止まります。

ほんとうに数分しか止まらない駅もあれば、ホームでイベントが開催される駅(上田では、赤備えのコスプレをして写真を取ることも可能)、地元のお酒やワインを買えるなど、乗っていても座りっぱなしでずっといるというわけではありません。

窓からも、浅間山の雄大な景色(僕らは天候の影響で見れませんでしたが)、上田城跡の櫓などが見えたりしました。

また、沿線の方が本当にたくさんの方が手を降ってくれるのに癒やされました。(稲刈り中の農家の方や、小諸駅周辺の人力車の車夫の方、社内でおみやげを売っているチョコレート会社の社員の方々などなど)

のりごごちは?

実は、翌日同じ路線の普通電車に逆向きに乗って上田まで戻ったのですが、予想以上に揺れてびっくりしました。「ろくもん」では運転の調整や列車の設計等で工夫を凝らされていたのでしょうが、食事をしている間はほとんどゆれを感じることがありませんでした。

小刻みな揺れはあるので、テーブル上のペットボトルやグラスがちょっとずつテーブルの端によっていくということはありましたが、酔いつぶれてさえいなければ、見落とすことはありません(笑)

今回は、2号車の横並びで窓を背にする席を選びました(というか、そこしか空いてなかった)。以下の赤い枠の場所です。

この席は、立ち上がる時に、テーブルを折りたたまないといけない構造になっていて、ちょっと動きにくいなと感じました。料理が並ぶとテーブルがいっぱいになってしまうため、前述の駅に到着したりした時にホームに降りるために食べかけていた食事を並べ替えたり、急いで食べ終わったりしないといけませんでした。

他の席ならちょっとゆっくりできたのにとちょっと残念でした。

最後はおみやげまで、乗務員の方の笑顔も素敵でした

メイン料理は、丸い3つのお皿に盛り付けられた料理で、二人分並べれば、六文銭になるという趣向。

最後は、信州味噌のお土産までいただき、大満足の旅でした。

参考

けっこう、ガッツリ書きましたが、もっとすごい記事がありました。ちょっと前ですが、以下の記事とてもこの旅の雰囲気を伝えていてすごいです。

しなの鉄道の「ろくもん」に、軽井沢駅から長野駅まで乗車した記録です。評判以上の心地よさ、快適さ、精神的な満足感であり、日本のレストラン列車の最高峰の1つだと感じました。そんなろくもんの旅のイメージが湧くように、動画を多数交えてレビューしました。
しなの鉄道の「ろくもん」は評判以上で仰天した | レストラン列車体験記&鉄宿! - 

「ろくもん」今度は、和食で乗りたいです。
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