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[劇評]東京ヴォードヴィルショー「その場しのぎの男たち」@本多劇場

二度目の観劇。初日の硬さが取れたせいか、笑いのポイントが増え、より面白くなっている。遊びのシーンが少し増えていてそれがいい感じになっている。伊藤四朗さんの演技がより軽くなった印象。

劇団 東京ヴォードヴィルショー
題名 その場しのぎの男たち
公演期間 2003/10/11~2004/03/14
三谷幸喜 演出 山田和也
出演 沢渡稔、坂本あきら、市川勇、石井愃一、佐藤B作、たかはし等、大森ヒロシ、中田浄、阿部英貴、山本ふじこ、小林美江、市瀬理都子、フジワラマドカ、増田由紀夫、瀬戸陽一朗、まいど豊、あめくみちこ、伊藤四朗
劇場 本多劇場(下北沢)
観劇日 2003年10月25日(マチネ)

【ストーリー】

明治24年。大国ロシアの脅威に慄く日本に視察に来たニコライ皇太子。あろうことか、警備の巡査がそのニコライ皇太子に切りつけるという事件が発生。就任わずか5日目の松方総理大臣を初めとする政府の面々は慌てて京都にやってくるが、打つ手打つ手が裏目に出て….

【感想】

二週間ほどあいて、二度目の観劇。伊藤四朗さん演じる伊藤博文がより軽いキャラクタになった気がしたのは気のせいだろうか?
全体の流れが、より明確になっていた気がする。ただ、相変わらず噛んだり、セリフのとちりと思しき中断はある。これはしょうがないのだろうか。

それが、この劇団の味でもあるのだけど。

今回は、途中で佐藤さんが、坂本さんをこずいたら、痛すぎてセリフを忘れるというハプニング。こういうハプニングは、三谷さんのプロデュース舞台ではなかなか見れないもののような気がするが、ヴォードビルでは逆によく見る。

楽しめるのは、役者達が魅力的であるが故かもしれない。

今回のオードブルショーはマジックショー。あほんだらすけのネタであり、目新しいものは無かったような気がする。楽しかったけど。

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