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[劇評]ONEOR8「莫逆の犬」@THEATER/TOPS

でずっぱりココリコ田中さんの演技が、予想以上に良くて、飽きることがない。小さな小屋でやるのがもったいないと思う一方で、このサイズの小屋だからこそある濃密な緊迫感を感じた。

劇団 ONEOR8
題名 莫逆の犬
公演期間 2008/04/17~2008/04/27
田村孝裕 演出 田村孝裕
出演 田中直樹(ココリコ)/野本光一郎・恩田隆一・和田ひろこ・冨田直美・冨塚智・平野圭・伊藤俊輔/関川太郎/小林隆
劇場 THEATER/TOPS(新宿)
観劇日 2008年4月28日(ソワレ)

【ストーリー】

引きこもっている男と女とそれを取り巻く人たちの10年に渡る記録。男は恐ろしいほど変化を嫌い、一歩もドアから出ようとしない。その理由が少しづつ明らかになり、女は変化していく。

 

【感想】

タイトル難しいです。最初は、「真逆」かと思っていましたが、実は「莫逆」。引きこもった末に犬になる主役のココリコ田中さんのことを指しているのでしょう。

 

いわれてみれば、田中さんは犬っぽい顔しているかもしれません。

 

ほぼでずっぱりの田中さんの演技力の確かさに感心しっぱなしでした。劇場の大きさとフィットした話という事もあると思うが、演技の迫力に圧倒されました。カツゼツ悪いのも気にならないぐらい。

 

ONEOR8をそんなに昔から見ているわけではないが、冨田さんのちょっとファンなだけに、今回登場シーンがすくなかったのはちょっと残念。

 

そういえば、完全暗転の中で、パソコンの設置(LANケーブルや電源ケーブルまで)をやっていたのにはちょっと驚きました。どうやっていたんでしょうか?結構前の席で、2回目は目を凝らしていたつもりなのですが、分かりませんでした。

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