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[劇評]オフィス21「Shoes On! 5」@博品館劇場

タップダンスを主とした楽しい舞台。ミュージカルのいいとこどりをして、終始楽しい雰囲気をつくりづける手腕はさすが
当然ストーリーも何もないが、日本人による日本人の為のタップ公演としては、他に例がないものではないだろうか
ただ、楽しく見せようとするあまりか、途中であるコントはどうにも頂けない。
どうせやるなら、もっとちゃんと笑えるものにしてほしい。タップの出来が良いだけに、コントの出来がよくないのは不満。

劇団 オフィス21
題名 Shoes On! 5
公演期間 2004/01/04~2004/01/18
作/演出 福田陽一郎
出演 川平慈英、本間憲一、藤浦功一、平沢智、玉野和紀、北村岳子、シルビア・グラブ、麻生かほ里
劇場 博品館劇場(銀座)
観劇日 2004年1月11日(マチネ)

川平さんと本間さん以外は、ほとんど知らない人ばかりとはいえ、前回のShoesOn4に続いて二度目の観劇

タップダンスのみをメインにした公演は、ストーリーを追うのではなく、タップの技術やその楽しさを存分に味わえるかどうかにかかっていると思う。

今回は、座席が良かったせいか、前回よりタップの迫力が伝わってきてそれがものすごく味わえた。

もとよりタップの技術に詳しいわけでもなんでもないが、少数の人(8人)のタップでこれほど盛り上がるのはやはり技術が高いせいだろう

懐かしいものも含めて様々なミュージカルナンバーが次々の繰り広げられ、結構目を離せない。

しかも、大阪弁のネタとか、Deep Purpleとかあまりタップに合わないような曲や唄も見事に合わせてくる。

去年に比べると、コントのようなネタが減って、より見ごたえのあるタップの部分が増えたような気がした。

きっと素人っぽいコントは今年はやめようということになったに違いない。いいことだ、この方が見ていて楽しいし、変に集中力も途切れないし…

と思ってました。ゴレンジャーが出てくるまでは!

面白いんだけど、やっぱり素人宴会芸の域を出ない気がする。

やるなら、もっとしっかりやってほしい。できれば、プロの脚本かなんかで、タップとコントのコラボレーションがでうならせるようなやつ。

今のコントだったらいらないと思う。ホントに。

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