久しぶりにみたニュースペーパーは、毒のあるべテランがいなくなったせいか、全体に毒が薄くなった印象が強い。松下アキラ一人が目立った舞台であった
劇団 | ザ・ニュースペーパー | ||||
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題名 | THE NEWSPAPER PART65 | ||||
公演期間 | 2004/07/02-2004/07/04 | ||||
作 | ザ・ニュースペーパー | ||||
出演 | 松下アキラ…他 | ||||
劇場 | 三宅坂ホール(永田町) | ||||
観劇日 | 2004年7月4日(マチネ) |
【感想】
最近の政治状況や参院選が近いことも考えて、この劇団が面白いかもしれないと思って、足を運んだ。
運んでみて気づいたが、会場が、社会民主党の党本部の上の会場(劇場というより、多分普段は党大会とかやってるのかなといった感じの会場)だったこと。
よく貸してくれたもんだと思ったが、逆に、こういう場所でやるニュースペーパーの政治性の高さに少し辟易とした。なんとなく、もう少しハスに構えて、どの政党にも組せずパロディをやるほうが面白いものになるような気がするのだが。
はじまってみると、最初は期待通り、にせ小泉による演説。これは面白い。ますます、にせ小泉ぶりがはまってきている松下アキラが秀逸。
しかし、結局終わってみても、印象が残っているのはこのにせ小泉だけ。年金ライダーとか、天皇家をネタにした話とかあったけど、いまいち、インパクト不足。
役者が、松下アキラ以外かなり若返ってしまい、毒のある役者さんがいなくなったことの影響がおおきいように思う。
なんとなく、往時のパワーが失われた気がする。社民党なんかやってないで、今度は是非自民党の本部でやって欲しい。