ここ数年は、定期的にうかがっている東京ヴォードヴィルショーの内部ユニット花組エキスプレス。
あほんだらすけは既に26回目だそうです。(平成の年号とととも誕生し、年1回公演なので、公演回数=平成年となっているので覚えやすい)
いつものように、大爆笑してスッキリ帰宅した。
劇団 | 東京ヴォードヴィルショー・花組エキスプレス | ||||
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題名 | あほんだらすけ26th | ||||
公演期間 | 2014/06/27~2014/07/06 | ||||
出演 | 山口良一、たかはし等、大森ヒロシ、まいど豊、村田一晃、能見達也、小林美江 | ||||
劇場 | ザ・スズナリ | ||||
観劇日 | 2014/07/05 |
■若手陣による番外公演としては破綻している。
このあほんだらすけ。山口良一さん、大森ヒロシさんが中心の東京ヴォードヴィルシューの若手陣でやっている番外公演ということなのだが、26年やっている時点で既に若手公演という位置づけが破綻していると思う…面白いからいいけど。
■伝統芸能の如き、形式美。もう始まる前から笑える…
いつものように、楽しく明るいショートコント的な舞台が続く。26年の蓄積というと何だが、既にシリーズものとなっているコントが殆どで、純粋な新ネタがほとんどない。バカバカしさに笑いころげてしまっているが、その笑いも単純に過去に見たときと同じ構造のコントに同じであるがゆえに笑えている。という意味で、これは既に様式美のような感じになっている。
ま、それはそれで個々の枠組みの中で、新ネタを作って笑わせてくれる努力はすごいなぁとはおもいましまた。
個人的にツボにはまったのは、「俺の・・・人生相談」ネタ(これは新ネタ)といつも大好きな通販ネタ、後山口良一さんと大森ヒロシさんの漫談ネタ(ネタ内容が松嶋菜々子さんなのもずっと同じ)が好きでした。
■若手ユニットにしては、若手が活躍していない。
既に若手とはいえない、若手の能見さん、村田さんについては、もっと主役になった定番ネタを作って欲しいなぁと切に願います。
あと、若手らしく毎回僕の知らない若い女の子の歌う曲に合わせてダンスをするシーンがあったのだけど、今回は特にダンスにキレがなかった気がしました。練習不足か?