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2016年大河は三谷幸喜さん。歴代大河ドラマの脚本家と演劇の関係を再整理してみた。

三谷幸喜さんが、2016年NHK大河ドラマの脚本家を担当することが明らかになりました。そろそろNHK大河について、何か情報がでてくるはずと思ってましたが、三谷さん再び登板とは予想外でした。

「16年大河は“三谷戦国”主役候補に役所広司、佐藤浩市ら」

演劇の舞台作品を作る脚本家が、大河の脚本を書く例は、多くはありませんが、印象的なものが多いと(個人的には)思っています。

三谷さん以外だと、の2006年「功名が辻」(仲間由紀恵さんが主役)も、二兎社大石静さんが脚本でした。

必ずしも、演劇出身とまでは言い切れない、商業演劇等で脚本を書かれた方もいれると、演劇の関係者が大河ドラマの脚本家になる例はあります。まとめてみました。

題名 脚本家 演劇の実績(演劇感想文リンクへのリンク
2012 平清盛 藤本有紀さん 演劇出身というわけではありませんが、カクスコの作品を1998年「見積無料」~2002年「今日までどうもありがとう 1月版」までの脚本担当
2010 龍馬伝 福田靖さん 劇団主宰の後、脚本家デビューということ(wiki)ですが、EX_THEATERの作/演出をされていました。
2007 風林火山 大森寿美男 オフィスコットーネ、ダンダンブエノ、扉座などに脚本を提供しています
2006 功名が辻 大石静さん 劇団二兎社の創立者。初期の舞台に出演されています。
2005 義経 金子成人さん こちらは、劇団出身というよりも、演劇にも脚本提供。文学座、松竹などに脚本を提供されています。
2004 新選組! 三谷幸喜さん  いわずとしれた劇作家さん。主宰劇団、東京サンシャインボーイズ以外にも、東京ヴォードヴィルショーPARCO劇場等へも作品を提供されています
2000 葵 徳川三代 ジェームス三木さん  

 

また、三谷さんは2004年以来2度めの起用ですが、過去には二度以上起用された方はいらっしゃいますね。(橋田壽賀子さん等)

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