ミュージカルというよりも、ディスコ(死語?)で開催されるディスコティックなショー。1時間ほどの短いものであり、軽い感じで見に行ける上、なかなか凝った演出もあり楽しい。猥雑な雰囲気と70年代のディスコを思わせる(というかほとんどディスコそのもの)会場の雰囲気はかなりいい。(踊りながら見るような雰囲気)お気に入り。
題名 | the DONKEY SHOW | ||||
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Booked By | Diane Paulus and Randy Weiner | Directed By | Diane Paulus and Randy Weiner | ||
出演 | Oberon,club owner … Lauren Rubin Tytania,Oberon’s disco-diva girlfriend … Heather Lee sturzl Dr.Wheelgood,Puck on Rollerskates … Mark Wilson Helen,in love with Dimitri … Sarah Lowe Dimitri,in love with Mia … Lucille Duncan Mia,beloved of Sander … Lauren Rubin Sander,beloved of Mia … Heather Lee Sturzi Vinnie(1),a rude mechanical … Sarah Lowe Vinnie(2),a rude mechanical … Lucille Duncan Mustard Seed,Tytania’s fairy … Barry Brisco Cob Web,Tytania’s fairy … Brian Patacca Moth,Tytania’s fairy … Luke Miller Peaseblossom,Tytania’s fairy … Joe Phyall Rocco Primavera,Tytania’s fairy … Jay Jimenez Disco Ladies … Rebecca Meyers S.Rebecca Berman DJ Fernando Pacheski … Rob Goodmonson |
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劇場 | Club El Flamingo(Broadway NY USA) | ||||
観劇日 | 2002年07月13日(ソワレ) |
<<ストーリー>>
ディスコクラブ「OBERON」のオーナーOberonは、彼のクラブのDivaであり彼自身のガールフレンドTytaniaとの最近の不仲を気にしていた。一計を案じ、Dr.WheelGood Packに依頼し、媚薬を調合。しかし、Packはそれをディスコの客のHelen,Dimitri,Mia,Sanderに服用させはじめ….
<<感想>>
楽しい!これは、お勧めかもしれないストーリーを見ればわかるが、このお話はシェークスピアの真夏の夜の夢がベースになっています。しかも、1時間程にはっしょっているからかなりシンプルなショー。
それでも、70年代のディスコを思わせる内装の会場では、入っていくと既に観客も出演者も踊っている状況で、雰囲気に一気に飲み込まれる感じ。妙におしゃれ(というか踊り行くような格好)をした若い女性が多く、おじさんの僕は圧倒されそうだったが、よく見回せば普通の中年カップルやおじさんもちゃんといて少し安心。
これは、ミュージカルじゃない!ディスコで毎夜催されるショーといった感じ。観客もみんな踊りながらショーの成り行きを見ている。
Tytaniaのほとんどヌードに近い姿、彼女のおつきのFairly(ガタイのいい男性ダンサー達)のエロティックなダンス、猥雑さとディスコ特有の混乱が入り混じった感じが心地いい。
70年代のディスコティックなダンスナンバーが並ぶ選曲もよく、頭を空っぽにして楽しめる。ダンサブルかつ見知った曲が流れるたびに会場が盛り上がる。楽しいひと時だった。
最後のカーテンコールで、初めてダブルキャストが明かされる。それにちょっと驚いた。こういう仕掛けが面白い。その驚きの為か、キャストの説明がなされたPLAYBILLならぬ「DISCOBILL」も終了後に配られた。