迫力有るダンスナンバーは、さすが。男女の色々な出会いをテーマにしたダンスで引き込まれる。但し、時代に応じた三つのストーリーのうちの最初の二つはやはり前座のという雰囲気であり、三つ目のダンスが一番良い。
題名 | CONTACT | ||||
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Booked By | John Weidman | Directed By | Susan Stroman | ||
出演 | Part1 Swinging … SEAN MARTIN HINGSTON SHANNON HAMMONS SCOTT TAYLOR Part2:Did you move? CHARLOTTE D’AMBOISE DANNY MASTROGIORGIO DAVID MacGILLIVRAY ROCKER VERASTIQUE ROBERT WERSINGER TOME COUSIN PETER GREGUS NINA GOLDMAN GIGI CHAVOSHI SCOTT TAYLOR SEAN MARTIN HINGSTON REBECCA SHERMAN SHANNON HAMMONS Part3:CONTACT … ALAN CAMPBELL COLLEEN DUNN DANNY MASTROGIORGIO JACK HAYES ROBERT WERSINGER NINA GOLDMAN SCOTT TAYLOR SHANNON HAMMONS JOANNE MANNING SEAN MARTIN HINGSTON ROCKER VERASTIQUE REBECCA SHERMAN MAYUMI MIGUEL TOME COUSIN GIGI CHAVOSHI PETER GREGUS |
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Vivian Beaumont Theatre(Broadway NY USA) | |||||
観劇日 | 2002年07月12日(ソワレ) |
実は、あまり興味がなかった作品。ダンス中心の話ときいていたこともあり、ストーリー性の高い作品を今まで優先していた。 が、行って大正解だった。
どういうわけか(僕は昨年のテロの影響があると思っているのだが)、現在ブロードウェイにはダンスパフォーマンスを中心にした舞台が少ない状態で、この舞台は貴重。
最初は、ブランコをつかったパフォーマンスは、ちょっとエロチックなイメージがあってそれなりに好きなもの。でも、あまりダンスという感じではない(勿論、ブランコを使ってあれほどのパフォーマンスができるというのは凄いと感じたが)
2作品目は、20世紀初頭。女性が完全に男性に支配されているようなカップル。しかし、料理の合間に男性の目を盗み、レストランの男性とダンスに耽る妻。支配される妻の夢のような形で数々のダンスが展開される。男性と食事をしているシーンでは貞淑な感じの女性が、ダンスの場になると急に奔放になるのが印象的だった。
3作品目は、この作品の本編のような作品。プロデューサーが自室に戻ってきながら何か打ちひしがれ、やがて自殺を試すようになるが、なかなかうまくいかない。
やがて、彼は、ダンスホールに出かけ、酒をのもうとするが…そこに黄色いドレスに身を包んだ女性が現れる。
コンタクトのポスターなんかにも使われているこの黄色いドレスに身を包んだ女性のダンスがダイナミックで印象に残る。よく見ると実はそれほど美人というわけではないのだが忘れられない印象の顔で、ちょっと反り返り過ぎではないかと思うほど伸ばした背筋で無表情にダンスをする姿に周りの多くのダンサーのダンスが霞む。
もうすぐブロードウェイのショウはクローズするのが残念。