若干ニュースバリューとして出遅れた感じがしますが、再来年の大河ドラマの主役は堺雅人さんに決定したそうですね。
「大河初主演の堺雅人、「明るいのに暗い」三谷幸喜が語る俳優としての強みとは? – ライブドアニュース」
2016年放送のNHKの大河ドラマが、三谷幸喜脚本・堺雅人さん主演の『真田丸』であることが発表された。三谷にとっては04年の『新撰組!!』以来の登板、堺は08年『篤姫』以来の出演で、大河初主演となる。堺は以前から「大河ドラマはまたやってみたい」と語っていただけに、ついに夢が叶った格好だ。
三谷の作品に堺が最初に出演したのは、01年の舞台『VAMP SHOW』。そして『新撰組!!』では山南敬助を演じ、一躍脚光を浴びた。その後も舞台『恐れを知らぬ川上音二郎一座』に出演するなど、三谷が堺に信頼を寄せていることがわかる。
という記事になっています。三谷さんの舞台作品「VAMP SHOW」の方は、演出は池田成志さんがされていましたし、「恐れを知らぬ川上音二郎一座」でも、主演というわけではありませんでした。
いわゆる三谷組といわれるような常連さんとは違うと思うのですが、今回の配役にはどんな意図があるのでしょうか?
勿論、昨年の大ヒット作品「半沢直樹」の主演という看板もあるのでしょうが、三谷さんなりの思惑もありあそうです。(上記のリンク先でも、過去に堺さんを評した言葉もあります)
今回の大河の題材である真田幸村(真田信繁)についてwikipediaで調べてみて、こういうところかなと思い当たる表現を見つけました。
「真田左衛門佐(信繁)は四十四、五にも見え申し候。ひたひ口に二、三寸の疵跡あり小兵なる人にて候」とある事から、年齢相応(大坂入城時、信繁48歳)な容姿をした小男であったと言う事が出来よう。
なくなる直前の描写です。その前には、兄による人物評だと「柔和で辛抱強く、物静かで怒る様なことは無いという、およそ勇猛な武将のイメージとはかけ離れたものであったようである。」ともありますし、温和な性格で、小男という感じだとまさに、堺雅人のイメージにぴったりだなぁと思いました。
三谷幸喜さんとしては、真田幸村を扱うと決めた時から、堺雅人さんのイメージが、あったのでしょうね。
しかし、三谷さんが堺雅人さんを評して「ブルーがかったオレンジ」といっていますが、これ堺さんが所属していた劇団「東京オレンジ」からの連想ではないのでしょうか?