なかなかタイムリーに見れなくて、週末まとめ見している状況です。
檀れいさんの「福家警部補の挨拶」は、その中でも結構お気に入りです。コロンボとか古畑任三郎のような最初に犯人がはっきりしておきながら、それを主人公が推理で突き止めるというストーリー展開。
稲垣吾郎さんや柄本時生さんというレギュラー陣も豪華です。特に、柄本さんの檀れいさんにいいように操られている感の演技が面白いですね。なんでこんな関係になっているのか、どこかでエピソードがでてくるのでしょうか?
今回のゲスト(=犯人)は舞台等でもよく活躍を目にする北村有起哉さんでした。
このドラマ、前回も少女漫画界を舞台にして(犯人は富田靖子さん)いたり、少しマニアな世界で犯人が活躍していることが多いのかな。今回は、フィギュア業界でした。
シラを切り通す演技の北村さんは、今までの2回の犯人(富田靖子さん、反町隆史さん)よりも自然に思えました。富田さんと反町さんは最初から怪しい雰囲気出しすぎてたような気がします。
最後に証拠物件である自分の作ったフィギュアを結局燃やすことができないという演技は、迫真感がありました。
ちなみに殺される貧乏なフィギュア作家は、片桐仁さん。濡れ衣を着せられる(そして、最後に犯人を決める重要な証言をした)マニアな塗料メーカーの営業マンが中山祐一朗さん。どちらも、舞台での活躍も多い俳優さんで安定感ありました。
いつも思うのですが、このドラマ、少し犯人たちが可哀想です。犯人さんはかなり考えて考えてアリバイ工作をやっているのに、偶然というか、警察の方に有利な条件があとから出てきすぎです….(今回の塗料のサンプルの件も、なぜあそこまで犯人に不利なものが、このタイミングで、出てくるのか…..)