亀梨和也さんが、蜷川幸雄さんの演出を受けて舞台に立つ「青い種子は太陽のなかにある」の公演が近づいてきました。寺山修司さんの1963年の脚本がよみがえる期待の舞台です。
亀梨和也さんの意気込みも強いようです。
「蜷川演出に初挑戦!亀梨和也が意気込みを語る」
「蜷川さんだからと言って萎縮せずに、これまで自分が培ってきた所を出せれば良いなと思います。ただ、せっかく新しい環境でやらせてもらえるので、自分で枠にハメてしまうという事はせずに、今までの経験と、新しい事、どちらも消化できればと思っています」と意気込んだ。
蜷川さんは、寺山修司さんや唐十郎さんを始めとするアングラ劇をあっと驚くような豪華キャストで、商業演劇にノセることが多いのですが、ジャニーズ☓寺山修司の組み合わせは、今回が初めてではありません。
まとめてみました。(リンク先は、演劇感想文リンクです!)
2011年は、嵐の松本潤さん主演で、「あゝ、荒野」を彩の国芸術劇場でやりました。
元々寺山修司の小説だったものをあえて戯曲化しての上演。猥雑な新宿を舞台に二人のボクサーを目指す青年の話は、松本潤さんの新しい面を見せてくれたという評判でした。
2010年は、V6の森田剛さん主演で、「血は立ったまま眠っている」をコクーンで上演しました。
劇団四季の初演作として名高い寺山修司の若い戯曲で、不良役の森田さんの存在感が話題でした。
いずれの作品でも、ジャニーズ☓寺山修司☓蜷川幸雄の化学反応が起こったようです。
今度の舞台も楽しみです。ただ、チケット争奪戦が激しすぎていつも敗北しちゃうのですが。